33話 ページ34
伝える時が来た
A「あのねずっと隠してたことがあるの。
お父さんは死んじゃったって言ってたけど
あれ嘘。」
拓哉「えっどういうこと？
じゃあ…生きてるん」
A「あなたのお父さんは
…中間淳太。いま目の前にいる人。
黙っててごめん、」
拓哉「おれのお父さんが淳太くん……」
A「隠してたこと本当にごめんなさい、
でもお母さんがいけないの
淳太くんにも伝えてなくて
だから誰も知らなかった。お母さんが悪い」
中間「驚かせてごめん、
でもお母さんも俺のこと思って黙ってた
今の拓哉と同じように関西でデビュー目指して頑張ってた時にお腹に赤ちゃんがいること分かってお母さんも必死やってん、
隠してたこと許してあげて欲しい」
拒絶されても嫌われても仕方がない
もうお母さんなんて呼んでくれ無いかもしれない
そう思いながら拓哉の言葉を待つ。
拓哉「俺にもお父さんがいたんやな。しかもそれが憧れの先輩の淳太くんやなんて」
下を向いていて表情が見えない
拓哉「…ずっとお父さんが欲しかった、会いたかった
まだ信じられへんけど
…淳太くん、お父さんって呼んでもいいですか、？」
顔を上げるとそこには嬉しそうにわらう拓哉の姿が
淳太くんも予想外だったようで困惑しながらも
中間「 ありがとう、ありがとうっほんまにありがとう」
2人は抱き合いずっと憧れだった父と子の親子の姿を見れる日がくるなんて思いもしなかったから不思議な感覚だった
そんな光景を見ていると
拓哉「お母さん！産んでくれてありがとう ほんとのこと話してくれてありがとう」
中間「おいで」
2人が手を広げてくれるから
その大きな胸に飛び込んだ
A「ありがとうっ」
拓哉「お母さん泣きすぎ笑」
中間「拓哉の泣き虫はお母さんに似たんやな笑」
A「2人だって泣いてるやんか！」
大号泣する私を優しいふたつの手が背中をさする
A「拓哉も大きくなったね」
拓哉「お母さんが守ってくれたからだよ
これからは守ってくれる人が増えるからもっと大きくなるかも」
中間「絶対守ったるから任せとけ」
これからいろんな困難や乗り越えなければいけない壁は沢山ある
世間がメンバーが許してくれるかも分からない
でも3人でなら大丈夫な気がした。
2人の笑顔を見てるとそう思えた
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にゃん(プロフ) - 更新嬉しいです〜〜！！完結楽しみにしてます！ (2023年4月6日 2時) (
レス) id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - nagatakumikoさん» コメントありがとうございます！感想とっても嬉しいです…励みになります！頑張って完結させるのでまた感想頂けると嬉しいです(*´`)♡ (2023年4月5日 22時) (レス) @page26 id: da36f43a6d (このIDを非表示/違反報告)
nagatakumiko(プロフ) - 更新お疲れ様です。この作品読んでます。つづき楽しみにしてます (2023年4月5日 21時) (レス) @page26 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - カナコさん» ありがとうございます!!初めてコメント頂いてすっごく嬉しいです！ 気まぐれ投稿になるかと思いますが最後までお楽しみ頂けると幸いです (2023年4月5日 12時) (レス) id: da36f43a6d (このIDを非表示/違反報告)
カナコ(プロフ) - この作品大好きです、つづき是非まってます！ (2023年4月5日 4時) (レス) @page23 id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん | 作成日時：2023年3月31日 15時
