ハルカナレ -中間-

3話 再開 ページ4

鳴り止まない心臓



白マクスに黒のバケハを被り、息子に
芸能人か！とツッコまれるほどの変装をして行ったおかげか

今のところ誰にもバレず収録がスタートした




といっても保護者は関係者入口で別ルートに通されたから
メンバーには会ってないんだけど。






収録は見れるみたいでスタッフに紛れ
犯罪者かのように影から見守っております








なんだかんだ収録も無事に終わり
爪痕も残せたようで満足そうにマシンガントークをする拓哉と出口に向かっていた時




廊下の向こうから収録を終え楽屋に帰ろうとする

大男たち7人が歩いてくるのが見えた









このままじゃまずい


帽子を深く被り直し影をうすーくうすーく､､､


気づくなよ､､､








重岡 ｢あっ拓哉やん！｣

A (おい！しげのバカ！)



拓哉 ｢重岡くん！WESTさん！先程はありがとうございました！めっちゃ楽しかったです！｣



小瀧 ｢ほんまお前は可愛いなぁ｣



神山 ｢今度ご飯でも行こうや｣

A (影を薄くするんだ…)








中間 ｢…拓哉くんのお母さんですか？｣







あっさり忍びの術失敗






A ｢じゅ……中間さんでしたよね？みなさんも今日はありがとうございました！今後ともよろしくお願いします！
拓哉帰ろう、失礼しました！！！！！！｣


拓哉 ｢えっ？！ちょっと！すいません、失礼します｣






藤井 ｢なんか用事あったんかな〜｣


濱田 ｢どっかで聞いたことある声なんやけどなぁ……｣


桐山 ｢俺もそれ思った！スタッフさんとかかな…
淳太くんぼーっとしてどうしたん？｣


中間 ｢…ん？あー大丈夫｣











拓哉｢はぁはぁ、ちょっ急に走り出してどうしたん？もっと話したかったのに！｣



A ｢はぁはぁはぁはぁ、、、、焦った(小声)｣









プンスカ怒る拓哉に謝りながら

頭の中は気づかれてたらどうしようって思いでいっぱいやった。

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