ハルカナレ -中間-

2話 ページ3

そんなある日




拓哉 ｢明日はジャニーズWESTさんと収録やねん、ちゃんと話したことないし緊張する…｣





、、おっと危ない、もうちょっとで可愛いかわいい拓哉が作ってくれたスープ吹き出すとこやった






拓哉 ｢ ？ そんな慌ててどうしたん｣


A ｢ん？！何が？！全然慌ててないけど？！｣






なに動揺してんねん、今まで関わり無かったから油断してたけど同じ関西やったら絡むに決まってるやん！







A ｢よ、よかったな ずっと話したいって言ってたやん｣


拓哉 ｢まぁそうやねんけどさ､､緊張するわ〜｣







なんて言いながらお皿を下げる拓哉、ほんまできた子やわ〜…

じゃなくてバレへんやろうけど、もし勘づかれた時は？

まぁどちらかと言うと拓也は私に似てるし、私さえ本人に会わなければ…


















･･･って私はなぜここにいるんだ



目の前には ''朝日放送テレビ'' の文字



そして手元には 関係者 と書かれたネックストラップ











実は昨日、お皿を下げて一緒に食器を洗ってたら




拓哉 ｢そういえば明日WESTさんのレギュラー番組なんやけど、収録が夜らしくて中学生以下は保護者の方と来てくださいって言ってた｣






ん？






拓哉 ｢明日土曜日やしお母さん来れそう？…来て欲しいな｣






ん？






えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！！




今までそんこと1回もなかったやん！中学生なったし？！

でもこんなきゅるきゅるの子犬みたいな目でお願いされたら行くしかないやん、でもバレたら？ 気づかれたら？









と葛藤の末、今の状況に至る





隣には緊張しながらもワクワクしてる拓哉。

その横で青白くなってるおかん。





何かが動き出してる気がして胸騒ぎがする。






よっしゃ！ と拓哉に不思議がられながらも

自分に喝を入れスタジオに足を踏み入れる。

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