13話 過去と真実 ページ14
A 「急にそんなこと言われても困ります、まず名前も言わずに失礼じゃないですか?」
別れて欲しいなんて言われ、腹が立って強く言ってしまった
なのにこの人は
? 「ごめん!言ったと思ってた、、おれ桐山照史。淳太くんの相方。」
A 「相方?」
照史 「 ん?淳太くんから聞いてるやろ?ジャニーズでBADってグループ組んでるやん!いつも淳太くんの隣にいるぽっちゃりよ!」
言ってることが全然分からん、
ジャニーズってあのジャニーズ?
淳太くんが?
アイドル?
照史「えっ知らんかったん…?聞いてると思ってた、、言ってもうた、、、ほんまごめん、どうしよ」
A「…小さい時からテレビほとんど見てこなかったし、この家にもテレビ置いてなくてっ、淳太くんもそんなこと全然、、」
照史 「…じゃあジャニーズって知らんと淳太くんのこと好きになったん」
A「はい、知ってたら付き合ってません。
………私なんかがそばに居ていいわけない」
頭が真っ白やった。
休んだり早退したりするのが多かったのはそういうこと?
仕事で学校来れへんかったってこと?
驚きもあったけど なにより 隠されてたことがショックやった。
照史 「……お願いします、知らんかったんやったら仕方ないし驚かせてしまったって思ってる。けど淳太くんや俺らの為やと思って別れて欲しい。」
地面に着くほど頭を下げてる桐山さん。
そんなのされなくても答えは一つだった。
A「…別れます。」
照史「…えっほんまにいいん」
A「別れて欲しいって桐山さんが言ったんじゃないですか笑。 淳太くんには応援してる方が沢山いるってことですよね。
私だけが幸せな思いをしてはいけません。
ジャニーズを知らない私でも桐山さんの目を見てたら分かります。 今、大事な時期なんですよね。」
照史 「Aちゃん……」
A 「分かってます。分かってますからっ、」
我慢していた涙はー度溢れると止まらなくて
初めて会った人の前とは思えないくらい泣いた。
その間何も言わず、背中をさすりそばにいてくれた桐山さん。
頭では分かってるつもりだったけど、淳太くんと離れなきゃいけないのがこんなに辛いなんて
プロポーズされて同棲準備をしていた幸せだったさっきまでの時間が ありえないほどのどん底に落とされた気分だった。
278人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
にゃん(プロフ) - 更新嬉しいです〜〜!!完結楽しみにしてます! (2023年4月6日 2時) (レス) id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - nagatakumikoさん» コメントありがとうございます!感想とっても嬉しいです…励みになります!頑張って完結させるのでまた感想頂けると嬉しいです(*´`)♡ (2023年4月5日 22時) (レス) @page26 id: da36f43a6d (このIDを非表示/違反報告)
nagatakumiko(プロフ) - 更新お疲れ様です。この作品読んでます。つづき楽しみにしてます (2023年4月5日 21時) (レス) @page26 id: cc4ab27b52 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - カナコさん» ありがとうございます!!初めてコメント頂いてすっごく嬉しいです! 気まぐれ投稿になるかと思いますが最後までお楽しみ頂けると幸いです (2023年4月5日 12時) (レス) id: da36f43a6d (このIDを非表示/違反報告)
カナコ(プロフ) - この作品大好きです、つづき是非まってます! (2023年4月5日 4時) (レス) @page23 id: 6089ae5abc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のん | 作成日時:2023年3月31日 15時