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はい、Aの分

そう言ってコーヒーを渡してくれた哲也さんは少し不機嫌そうだ


「ねー哲也さん、僕の分のコーヒーはどこに持ってるの?」

「知らなーい、ケンチさんは自分でおかわりしてきてくださーい」

「わかりやすいんだから」


そう言われ哲也さんはムッとした顔でケンチさんのことを見ている

こんな哲也さん普段は見られないから、新しい発見をした気分で嬉しくて自然と笑みがこぼれる



「なに笑ってんのさ〜」

「哲也さんでもこんなムッとした顔して人を見るんだって思って」

「Aと話すときもこんな顔するよ」

「いやいや、私と話すときはジト目になってるだけだよ」


そうかな〜?と言って頭をぽりぽり搔く姿が可愛くてまた笑ってしまう



「お二人さん、僕のこと忘れてるでしょ」

私と哲也さんの間にニョキっと出てきたケンチさん


「変な登場の仕方がしないでよ、ビックリするじゃん」

「Aちゃん、」


コラ、僕は無視ですか という哲也さんを無視して言葉を続けるケンチさん


「僕、来週から君と同じ会社で働くことになったから。よろしく」




今日はそれ言いにきたんだよね〜 、と哲也さんの食べかけのトーストを咥えながら帰って行ったケンチさんを他所に私と哲也さんは頭にハテナを浮かべたまま座っていた

染→←伍



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けいちゃん(プロフ) - すみません。言葉の訂正です!制限→せいかな! (2017年3月13日 14時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - タフケンさんの出番!全てにおいて完璧なのにあまり目立たないのは、個性的な軍団の制限?!素敵なケンチサンお待ちしてました! (2017年3月13日 14時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まこと | 作成日時:2017年3月4日 12時

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