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「へ?」
突然声を掛けられ咄嗟に後ろを振り返ると、彫りの深い凛々しい顔にスラッと背の高い男の人
少し近寄ることを躊躇ってしまう見た目とは裏腹に、話し掛けてきた声は優しく落ち着きのある声だった
「そのケンチさんって人、気になる?」
「え…、あの、」
「突然ごめんね、さっきからずっと居たんだけど気が付かなかった?」
さっきっていつから?
哲也さんを無視して徘徊し始めた時から?
私がお店に入ってきた時から?
「そんなに不審がらなくても大丈夫だよ。僕がケンチさんだから」
嘘でしょ?
今まで散々会えなかったケンチさんが目の前に居る
しかも想像してた人とは随分違う容貌で
私の想像では南国に居そうな、真っ黒でサングラスを掛けてウクレレを弾いてるような感じの人だった
「Aちゃんだよね?哲也から話は聞いてるよ、よろしくね」
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けいちゃん(プロフ) - すみません。言葉の訂正です!制限→せいかな! (2017年3月13日 14時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
けいちゃん(プロフ) - タフケンさんの出番!全てにおいて完璧なのにあまり目立たないのは、個性的な軍団の制限?!素敵なケンチサンお待ちしてました! (2017年3月13日 14時) (レス) id: f3039bc482 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まこと | 作成日時:2017年3月4日 12時