【呪術廻戦】ガチ恋した相手がまさかの“男”だった件について【五条悟】

五条から見た景色 ページ1

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いつまでも情報が完結しない



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｢おとこ？｣

｢おう、男｣


｢マジで男？｣

｢マジで男｣


泣く子も黙る…いや少女漫画のヒロインも黙る絶世の美女(？)は、現在進行形で動揺している五条にも迷うことなく即答で答えていく

その度に五条の心は抉られていくが、それでも紙くず程度の希望を残し、自ら心を抉る覚悟で言葉を発した



｢先輩、エイプリルフールは一ヶ月前だったの知ってる？｣

｢知ってっけど？てかこっちのセリフだわ｣

｢…男ってどういうもんか、知ってる？｣

｢バカにしてんだろ、だからさっきから男って言ってんじゃん…男だって｣



｢…え、あ…うそだ…｣



これ以上は、呪霊と戦うより深刻な問題になりかねる


｢先輩って呪言使えたっけ？｣

｢生憎、専門外だ｣

｢デスヨネー｣


じゃなきゃ俺の六眼が黙ってねぇ


そう思ってしまうくらいにはまだ現実が受け入れられないらしく、頭を抱えてヘナヘナとその場に座り込む御三家の１人といったらなんと滑稽なことか



今この場にいるのは、Aと五条と日向ぼっこをしている猫だけ

もしここに夏油と家入が居れば、笑いを耐えながら携帯を動画機能(ムービー)にして向けられていたことだろう



｢確かに口調とか態度とか男っぽいけど｣

｢男だからな｣


告白のために校舎裏に連れてこられたAは、制服のポケットに手を突っ込みながら淡々と述べると、そんな御三家の坊に近づき同じ目線まで屈みこむ


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｢なんなら、触って確かめてみるか？｣



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