冒険の匂い【カバトン】※恋愛ではないです ページ10
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ひろがるスカイプリキュアに出てくる悪役とAちゃんのお話です
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「…」
「あーあ…腹減った〜」
「…豚が喋った」
「あ?」
拝啓、お母さん、お父さん
私は今、人間と同じ等身に体調が悪そうな色をした、喋る豚が目の前にいます
「オレサマは豚じゃないのねん!!カバトンだねん!!」
「…カバン?」
「カ!バ!ト!ン!!」
「じゃあ実際の生態はカバということですか?」
「ちがーう!!!」
どうしましょう…見た目はヒャッハー世紀末みたいな感じですが…なんだか冒険が始まる匂いがします
「お隣いいですか?」
「ふん!お前はそこで一生立ってろ…」
「私の名前はAって言います」
「誰も座ってていいとは言ってなーい!!」
住宅地から離れた場所にある、私のお気に入りの場所―草原でたまたま出会った、生態はカバと豚のハーフのカバトンさん
傲慢な性格らしいけど、見た目が丸いからなんだか憎めないし、口ではあーだこーだと言っているが隣に座っても退けるような素振りを見せないところを見るとツンデレなのかな?
「お前、図々しいな」
「私の名前はAって言います」
「このオレサマがお前の名前なんか…」
「私の名前はAって言います」
「え…」
「私の名前は…」
「だぁー!分かった分かった!だからそう何回も言うでないねん!」
「最近の子こわ…」と自分の腕を抱いて怯えているカバトンさん
…この人(?)案外面白い
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一 にのまえ - 怪物のせいにしちゃうバチ らくん可愛い、、、! (2023年3月18日 18時) (レス) @page3 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きら | 作成日時:2023年3月18日 18時