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車を走らせること二時間
｢やっと着いた｣
月栄さんに出向かれ、広間へと案内される
｢それにしても悟くん大きくなったわね〜｣
｢いい男になっちゃって！｣と笑いながら俺を茶化す月栄さんは相変わらず変わってない
｢それ日縁さんの前で言わないで下さいよ、殴られちゃいますから｣
｢アハハ！冗談も言えるようになったのね！｣
｢日縁さんと違って見た目はイカす男でも中身腐ったクズ野郎ですよ？｣
｢あら！それは元々じゃなくて？｣
｢オブラートもクソもないですね…昔はもっと可愛げありましたよ｣
｢じゃあそれに磨きがかかったのね！｣と爆笑する月栄さん
いや敬語だって使ってたしそこそこと言えるくらいにはちゃんとしてた自覚あるぞ俺は
…それは天狐家の前だけか
｢だって初めて会った時、超トゲトゲして猫みたいだったじゃない！｣
｢せっちゃんに会った途端、人懐っこいわんちゃんになって可愛かったわ〜！！｣と蕩けそうな程の表情を両手で抑えながらそんな事を言う月栄さん
……いや言い方
まあ確かに初めましての会話は最低だったけど、犬はないでしょ…しかも猫って…せめてどっちかにしません？
そう心の中で否定していれば、いつの間にか広間の前に着いていた
月栄さんが襖を軽く叩く
｢日縁さん、悟くん来ましたよ｣
｢入れ｣
先程と違い真剣な表情と声で月栄さんは中にいる人物に声をかける
そして返ってきた低い声
月栄さんも入るのか、そう思っていれば笑顔で俺の背中を押していた
｢さぁ、覚悟はいいかしら？｣
｢いやなんの覚悟ですか？｣
｢…健闘を祈ってます｣
｢え？何！？俺死ぬんですか！？｣
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きら(プロフ) - プスメラウィッチさん» はじめまして。コメントありがとうございます。はい、五条悟オチでいかせてもらう予定です。ただ、初作品なので展開が壊滅的かもですがボチボチ頑張っていきたいです笑 (2021年5月19日 6時) (
レス) id: fbed03d99e (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月18日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きら | 作成日時：2021年4月25日 5時
