1出会い、そして別れ、また出会う ページ1
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Satoruーside
桜の花がまだ咲かないこの季節
膨らんだ蕾は今か今かと春を待ちわびている
寝起きに縁側へ立てば肌を突き刺す寒さから脳が覚醒し、足の指先の感覚が消えていくのが分かった
「さっっっむ」
この八年は長いようで…長かったマジで長かった…ストレスから頭禿げるんじゃね?って思った
「今思えばらしくない事やってんな」
あの日から好きでもない勉強や稽古の繰り返し…別にガリ勉ではない
あの時の約束の為
「はぁぁ」
息を吐けば白くなって空気に漂い消える
寝癖で酷くなった髪を掻きながら、やっとこの日が来たと思うと久しぶりに口角が上がるのが自分でも分かった
目の下に隈とか出来てねぇかな…そんな心配をしつつ着替えの為、部屋へ戻ろうと歩き出す
「悟お坊ちゃま、そろそろお食事の時間で」
「分かってんだよ!いちいち呼びに来んな!」
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出会い
その三文字の言葉で俺の未来の分岐点は大きな影響を与えたのだ
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きら(プロフ) - プスメラウィッチさん» はじめまして。コメントありがとうございます。はい、五条悟オチでいかせてもらう予定です。ただ、初作品なので展開が壊滅的かもですがボチボチ頑張っていきたいです笑 (2021年5月19日 6時) (レス) id: fbed03d99e (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月18日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きら | 作成日時:2021年4月25日 5時