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デートの帰り道、同じようにトラックが突っ込んできて私が樹と小さな男の子を押そうとすると、樹が
「危ない、!」
って私と小さな男の子を押したんだ。
『…じゅ、り、…?』
「…A」
『ごめんっ、、また助けられなかったっ…泣』
「…っはぁ…っ、A、も、?」
2月10日が繰り返されているのは私だけじゃなかったらしい。
「何回繰り返しても…っお前が死んだり、子供が犠牲になったりっ…けほっ、、」
『…ごめん、ごめんね、樹っ、泣』
『次はっ、みんな助かる方法考えるからっ、、泣』
「A…っ、次はないよ…」
『…え、?』
「もう、、明日に進まなきゃ…、」
この次樹が言うことがわかってしまうんだ。
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作者名:くるるぎ | 作成日時:2021年11月2日 17時