ラウンジ初日 ページ42
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アズ「今日は来ていただいてありがとうございます!」
『いーえ、上手く立ち回れるか不安だけど、役に立ってみせるわ!』
私は胸を張り自信を見せた。
アズ「ふふっ、頼もしいですね」
アズールくんは手を口元に持っていき、上品に笑う。
アズ「では、数日間は貴女にフロイドをつけましょう。分からないことがあれば聞くといいでしょう。そして、これが貴女の制服です」
アズールくんは少し大きめの紙袋を私に手渡した。
袋を開けてみれば、最初に目に入るのは帽子で、ここにいる全員とお揃いのものを身につけられると思うと心が踊った。
アズ「ではVIPルームをお貸ししましょう。そこで試着してみてください!何か問題があればなんでも言ってくださいね」
私はこの間案内された部屋と同じ場所に案内された。
アズ「では、僕は外で待っていますね!」
そう言うとアズールくんは部屋を出ていった。
私は紙袋から衣服を取り出す。
すると衣服の下にはもうひとつ、大きめな箱があった。
箱を取りだし蓋を開ける。
『〜〜っ!!』
ピカピカの新品のブーツ。
素敵以外の言葉が出てこない。
普段の制服を脱ぎ、靴下、ワイシャツと真新しい衣服を身につけていく。
『……』
どうしよう…ネクタイならいくらでも結んだことあるけど…
蝶ネクタイなんて初めてでどう結ぶのか…
私は扉を開け、そこにいるであろうアズールくんを呼ぶ。
『あ、アズールくん…』
アズ「おや、どうかしましたか?何か問題が…?」
『い、いえ!問題は何も無いわ…ただ、』
アズ「ただ?」
『ごめんなさい…蝶ネクタイを結んだことがなくて…教えて貰えないかしら…?』
私の中に少しの羞恥が溢れてくる。
アズ「あぁ。ふふっ、構いませんよ。鏡を見ながら教えましょう!」
アズールくんと部屋に入る。
私はソファに座り、アズールくんは後ろに立つ形になった。
すると魔法で、タブレット程の鏡を召喚し、私に持たせた。
アズ「では、説明しながら結びます。よく見ていてくださいね」
後ろから手が伸びてきて、順調に結んでいく。
アズ「＿＿そしてここを折り曲げながらこの穴に通します。出来ました、苦しくありませんか?」
『すごい…』
私は振り返り微笑む。
『ありがとう!勉強になったわ…!』
アズ「っ、い、いえ…これぐらいお易い御用ですよ!
ほ、ほら!今度はホールで勉強ですよ!では、着いてきてください!」
『えぇ!よろしくお願いします!!』
私はアズールくんと共に、ホールへ戻った。
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零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年8月21日 17時) (
レス) @page45 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
薙矢夏樹(プロフ) - 制服すごく可愛いです！ (2022年4月7日 15時) (レス) @page43 id: 1d8502dc26 (このIDを非表示/違反報告)
ドン - 続きが気になる (2021年11月13日 22時) (レス) @page31 id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 姉貴さん» 返信・修正・最新話更新ありがとうございます！！！はい、何かあった際は伝えさせていただきます。最新話も「おぉ！」となる感じ（語彙力は皆無です）で楽しかったです！夢主の口調も好きですし…！更新、また楽しみに、気長に待ってます！ (2021年11月11日 18時) (レス) @page25 id: fb6be3cd03 (このIDを非表示/違反報告)
姉貴(プロフ) - まるさん» ご指摘ありがとうございます!!文は修正させて頂きました!なるべくこちらでも見つけれるようにしますが、また何かあればご報告よろしくお願いします!! (2021年11月11日 18時) (レス) id: 3059b9c9e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姉貴 | 作成日時：2021年10月2日 18時
