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濱田の登場により、小瀧はすっかり落ち着きを取り戻していた。
そして、先程までの禍々しい異様な雰囲気も感じられなかった。
小瀧は何事も無かったかの様に、歩き始めた。あれほど怖かった曲がり角も今では全く怖く無い。
実際に件の曲がり角を曲がっても、何一つ異変は起こらなかった。
小(ただの夢に影響されすぎやろ。)
小瀧はさっきまで恐れ慄いていた自分がアホらしくなり、思わず苦笑した。
小「あーあ、なんか気疲れしたわ。大体、リアルに起こるわけ………」
ないやろ。
その最後の一言が言えないのには理由があった。
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小瀧の視界に、あの紅い着物の少女がしっかりと映っているのだ。
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もし、本当に起こったら……？
少女の口角が弧を描く様に吊り上がった。
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ひな(プロフ) - ジャニスト×ホラーってあんまりないから新鮮！更新がんばってください( ^ω^ ) (2018年1月18日 22時) (
レス) id: 6122dd8a09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：橘あづさ | 作成日時：2017年11月25日 22時
