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「！、れんかくさん！！
えっと、そつぎょうおめでとうございます！」
『ん、まだ卒業してないよ…
「あけましておめでとうございます」かな、
まだ年明けてないけど』
寮生活が始まってからあっという間に月日は過ぎていき、
学校側から久々に帰省の許可が出された大晦日の今日、
周りが各先生方やプロヒーロー達の護衛付きで
親元に帰っていく中、
私は、先生方が宿泊している教員寮にやって来た。
その寮に入った瞬間
私が来たことにいち早く気づいたエリちゃんが
時季外れではあるが、覚えたばかりの挨拶をしてきた。
遅れて、中から相澤先生がやって来た。
「本当に良かったのか、蓮郭」
『ええ、両親はまだ帰ってきていないので。
私の方こそ、短い間ですがお世話になります』
「そうか…まあ、ゆっくりしていってくれ」
理由としては、私だけ帰る場所に帰っても待っている人が誰もいないからだ。
なので、相澤先生とも相談の上、
1人Ａ組の寮に残るよりも、相澤先生やエリちゃんもいる教員寮に１日だけ
泊まらせてもらうことになった。
ついでにエリちゃんに”個性”の扱い方も教えられそうなら教えてほしいとも
先生から言われた。
「ハッピーーーーー」
すると、扉の外から
場を焦らすように妙に言葉を伸ばし続ける大声が聞こえてきた
「ニュー―！イヤーーーー！！！」
バタンッと
扉が勢いよく開くのと同時に
摩擦で燃えるのではないかという程の速さで
正座スライディングしてきた通形先輩が現れた
『通形先輩…
膝、大丈夫ですか？』
「ㇵハハッ、オレの渾身の登場に冷静なツッコミを入れるね！
蓮郭ちゃん！！」
「ルミリオンさん！どうしてここに？」
「そうそう！その反応が欲しかったんだよエリちゃん！
あ、オレがここにいる理由だったね！
それはね、オレも蓮郭ちゃんのサポートをしようと思ったんだ！」
『私のサポート？』
「ああ。通形から直々に頼んできてな」
「前にも言っただろ、
キミ1人だけに背負わせないって！
それにほら、オレは今休学中だから許可さえ出ればいつでも家に帰れるしさ、
ただジッとしているっていうのも性に合わなくてね。
だからキミの手助けしに来たのさ！
オレに出来ることがあるなら何でも言ってね！！」
『通形先輩…
ありがとうございます』
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雪(プロフ) - 猫さん» 猫様様ーありがとうございます！原作の展開に溶け込めるよう進めて参りますー (2023年4月28日 3時) (
レス) id: e9458078f6 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - koyuki_ko_deriaさん» koyuki_ko_deria様様ー今更ながらかしこまりましたー！頑張ります！！ (2023年4月28日 3時) (レス) id: e9458078f6 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - 水無月輝さん» 水無月輝様様ーコメントありがとうございます！ゆったりしてたらもうすっかりアニメと並んでしまいました笑アニオリがあまり無かったので、ＨＬＢとスマイリーの話を書けたらなあって思ってます (2023年4月28日 3時) (レス) id: e9458078f6 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - お餅さん» お餅様様ーありがとうございます！本誌・コミックが大変な事になってきてますが負けじと頑張ります笑 (2023年4月28日 3時) (レス) id: e9458078f6 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - 面白かったです！！本編このまま進めて欲しいです！！ (2022年3月27日 16時) (レス) id: 159bb94574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/nomura
作成日時：2021年8月27日 7時
