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やってきたのは劇場の近くにある居酒屋
四人で丁度良いくらいの座敷席に案内され
向かい合う形で座る。
野村「え、これめっちゃうまそうやん」
『...ん、ほんまですねぇ』
さっき運ばれてきたレモンサワーをかき混ぜながら言う。
こうやって、他愛もない話をしているときが
一番楽しいかもしれない
この関係を壊したくない....
なんて言ったら、凌は怒るかな
野村「養成所時代が懐かしいな..」
『そう、ですね』
話題に上がったのは養成所時代の話。
あのころは凌以外の友達なんておらんかったなぁ。
いま思い返すと相当 性格暗かったかも
野村「川原さんによう構われてたなぁ」
『そういえば、、最近でもたまに連絡くれるんです』
私たちが養成所にいたとき
講師として天竺鼠さんとかまいたちさんが来てたっけ。
川原さんにはあん時も今もお世話になってるなぁ...
自分だけかもしれんけど、
昔の話をするとなぜか酒が進む。
気づけば、ディスプレイに映った時間は11時58分。
あと2分で12時を越えようとしていた。
『ぅあ、あかん、もうこんな時間や..』
野村「テンデンス、俺らと入り一緒やから安心しぃ？」
『ほんまですか、それは心強いです、、』
野村「..それと」
『ん、』
目の前に差し出されたきれいに包装された小さな箱。
野村「もらってくれへん？」
いらん言うても押し付けるけど、と笑う野村さん
『あ、あけてもええんですか』
野村「おん、」
できるだけ包装紙が破れないように。
丁寧に剥がして箱を開ける。
『ぇ..?こ、これ、、』
箱に入っていたのは。
シルバーのバングル
『こんな綺麗なの、貰っていいんですか..?』
私なんか似合わへんし...
野村「似合うと思ってん。」
野村「A、手ぇ綺麗やしさ」
『そっ、そんな...!?』
吸っている煙草のケムリを細く吐き出す野村さん。
顔熱すぎるって...!!!
手見られてたん!?
はっず！！
『でも、なんでいきな..』
野村「誕生日」
『え、』
野村「おめでとう」
いつの間にか。
時間は12時を回っていた。
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先輩(プロフ) - もえさん» ありがとうございます、頑張ります、ありがとうございます....!! (2020年2月13日 11時) (
レス) id: d583111b83 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - いつも楽しく読ませて頂いてます！すごく続きが気になるお話で面白いです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2020年2月11日 4時) (レス) id: e285baa2fc (このIDを非表示/違反報告)
先輩(プロフ) - 銀さん» コメントありがとうございます！頑張らせて頂きます！！ (2020年1月25日 19時) (レス) id: 1d419c3f7b (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - コメント失礼します、このお話大好きです！これからも頑張ってください！ (2020年1月22日 13時) (レス) id: 8564af3880 (このIDを非表示/違反報告)
先輩(プロフ) - なもさん» コメント頂けるの本当に嬉しいので、気軽にして頂ければ、、と思います！ありがとうございます、楽しんで頂けて良かったです。これからも宜しくお願い致します！ (2020年1月17日 22時) (レス) id: 1d419c3f7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：先輩 | 作成日時：2019年10月2日 9時
