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『怖いっすねえ、吸ったことない煙草吸うなんて』
野村「俺のんちょっとキツイかもなぁ、ほれ」
差し出された。
すこし短くなった煙草。
それと、私の煙草を交換する。
『..ん、』
恐る恐る吸ってみると、広がる甘ったるいバニラ。
ばか重いの吸ってはるやん..
不意に喉がかさついてむせてしまう。
『ケホッ、ケホッ、、うぅ』
野村「おうおう、大丈夫か？」
『だいじょばない、です、ひぃ..』
煙でじわあっと滲んできた涙を拭って
野村さんをみると
えらく余裕そうな顔で私の煙草を吸っていた。
野村「んー、足りひん感じやなぁ」
『普段こんな重いの吸ってたらそらそうなりますよ..
あー、一気に寿命縮んだ気がする」
野村「あーぁ、明日帰って来る凌に怒られても知らんで〜？」
『！？、もっ、元はと言えば野村さんが..!』
野村「冗談やてー、バレへんやろ」
『...いや、バレるんですよ』
野村「なんでぇ、そない鋭いんか」
『いや、、毎回、箱に残った煙草の本数、数えてるんですよ』
野村「きっしょ、なんそれ」
『もう、取り上げられるかもしれないです』
野村「そんなひどいんか、えらい過保護やなアイツも」
『そうなんです笑、はーあ、酔うた』
野村「ほなそろそろ出よか」
『そう、ですね。出ましょか。』
野村「先出といて」
『野村さん、割り勘です。』
野村「...はいよ、今日だけな」
2人でお会計しに行って
2人でお店を出た。
今日はちゃんと。正式な割り勘で。
野村「今日はほんまにお疲れ」
『お疲れ様でした、ご飯もご一緒して貰ってありがとうございます。』
野村「ええんよ、また誘って」
『..はい、またお願いします！』
また、昨日みたいに駅まで送って貰って。
野村「ほなね。明日はゆっくり休みや。」
ぽん、と頭を撫でられた。
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先輩(プロフ) - もえさん» ありがとうございます、頑張ります、ありがとうございます....!! (2020年2月13日 11時) (
レス) id: d583111b83 (このIDを非表示/違反報告)
もえ - いつも楽しく読ませて頂いてます！すごく続きが気になるお話で面白いです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2020年2月11日 4時) (レス) id: e285baa2fc (このIDを非表示/違反報告)
先輩(プロフ) - 銀さん» コメントありがとうございます！頑張らせて頂きます！！ (2020年1月25日 19時) (レス) id: 1d419c3f7b (このIDを非表示/違反報告)
銀(プロフ) - コメント失礼します、このお話大好きです！これからも頑張ってください！ (2020年1月22日 13時) (レス) id: 8564af3880 (このIDを非表示/違反報告)
先輩(プロフ) - なもさん» コメント頂けるの本当に嬉しいので、気軽にして頂ければ、、と思います！ありがとうございます、楽しんで頂けて良かったです。これからも宜しくお願い致します！ (2020年1月17日 22時) (レス) id: 1d419c3f7b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：先輩 | 作成日時：2019年10月2日 9時
