20歳 ページ20
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
初めて聞くインターフォンの音。そして、モニターから外の客人と会話するこの新鮮さ。私にはこの些細な事すら幸せに感じた。
「初めまして。警視庁公安部の風見裕也と申します。」
人生で初めてもらった名刺を見て目を輝かせる。
「お嬢様」
佐々木にピシャリと言われ我に帰る。目の前の警察さんは少し戸惑いながらも話を進めてくれた。
「本日より警察官の誇りをかけて護衛に付かせていただきます」
天宮がいなくなったのはそういうことか。私は別に天宮でも良かったのだけれども。そう思った。それより...
「佐々木、よく公安の方が私の護衛なんかに...」
「それは大人の理由ってやつですお嬢様」
私も立派な大人よ。もう二十歳なのだから。
「そういえば、公安って...」
何処かで接触したことありましたわね。
「佐々木さん、引越の準備はよろしいですか？」
風見さんは佐々木に向けて発言する。え？引越？
「佐々木、また引越するの？私、ここがいいわ！インターフォンがあるのよ！お隣さんと近いのよ？」
佐々木は私の言葉を聞いて大きくため息をついた。結局最後まで私のそばにいてくれるのは佐々木だけなのかしら。ため息をついた彼を見つめて気分を沈める。
「腐ってもあなたは平滝グループの社長ですよ。そして平滝家の現当主です」
佐々木の言う言葉には何か説得力があった。
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ぽんちゃん(プロフ) - 外出先で、殺人事件発生し、コナンと出会い、さっそく、疑われ、尋問、盗聴器、発信器とか、誘拐して尋問する為の麻酔銃使用？とかありそう (2020年7月10日 3時) (
レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
純情ぺてん師(プロフ) - 玲音rateさん» ありがとうございます！！ (2020年7月9日 22時) (レス) id: c3f6e056d5 (このIDを非表示/違反報告)
玲音rate(プロフ) - コメント失礼します！毎回楽しく読ませて貰っています！27ページの工藤新一の新が進になっていますよ！更新楽しみにしてます♪ (2020年7月9日 22時) (レス) id: bbf9ab5670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純情ぺてん師 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nomuharu261/
作成日時：2020年6月22日 22時
