19歳 ページ18
『社長、お久しぶりですね』
「ええ、店長こそ。お店の方はどうかしら？」
『順調でございますよ。僕の方から社長にご提案なんですが、もう一店舗別の町に開きませんか？』
今はずっと佐々木に任せっぱなしだった喫茶店の店長の方と連絡を取っているの。私が設立した会社は平滝グループとして今もなお勢力をあげているわ。
「そうね...予算に関しては心配は無いのだけれど..」
『僕としては米花町にいい物件を見つけまして。こちらのバイトも結構数がおりますし。』
店舗拡大ね。いいかもしれないわね。
「そうね。その事に関してはあなたに任せるわ。」
私の企業では最近、ソフトウェア開発にも力を入れているの。格安スーパーの店舗設立なんかもね。まだ東都にしかないのだけれどね。
喫茶店の店長との会談が終わると、佐々木が私に飲み物を運んできてくれる。佐々木が私の目の前に飲み物を置く。
「佐々木、天宮に睡眠を取れと忠告をしてきてくださらない？」
「承知しました」
天宮は前々から寝ないことが多々ある。これが仕事なのだろうけど睡眠不足で倒れてしまっては仕事にならないだろう。
「お嬢様、お母様からお電話です」
佐々木は私に電話を代わる。
「もしもし」
『A？久しぶりね』
「お久しぶりです」
お母様は声が尖っている。何か深刻なお話をされるのだろうか。お母様は少し焦ったように
『逃げて...』
といい放った。と共に電話の先で銃声を響かせた。私は驚いて電話口を落としてしまった。私の異様な変化に気づいた佐々木が電話を拾い、電話口に出た。
佐々木は電話の向こうの誰かと言い合いをしている。私はそれをただ呆然と見ていることしか出来なかった。
佐々木が電話を切る。
「お嬢様、お荷物を纏めてください。」
佐々木は私の衣類などをクローゼットから取りだし、鞄に詰めていく。私もそれを手伝った。
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ぽんちゃん(プロフ) - 外出先で、殺人事件発生し、コナンと出会い、さっそく、疑われ、尋問、盗聴器、発信器とか、誘拐して尋問する為の麻酔銃使用？とかありそう (2020年7月10日 3時) (
レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
純情ぺてん師(プロフ) - 玲音rateさん» ありがとうございます！！ (2020年7月9日 22時) (レス) id: c3f6e056d5 (このIDを非表示/違反報告)
玲音rate(プロフ) - コメント失礼します！毎回楽しく読ませて貰っています！27ページの工藤新一の新が進になっていますよ！更新楽しみにしてます♪ (2020年7月9日 22時) (レス) id: bbf9ab5670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純情ぺてん師 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nomuharu261/
作成日時：2020年6月22日 22時
