【名探偵コナン】夜のお仕事って言っちゃあ夜のお仕事ですが。

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「ハムサンドの隠し味当てたり、僕の好物を当てたり、僕のことなんでもお見通しですね」

なんて、目の前で笑われる。

いやいや、全部勘なんですけど。

「なんやかんや、古川さんも安室さんに興味あるんじゃないですか？」

梓さんは自分の手をほんのりピンクの頬に添える。

「”も“ってことは梓さん、興味あるんですね？？」

私が今度は梓さんを冷やかしに行く。

梓さんはえ？とキョトンとした顔を向ける。

気づいていなかったのかな？？

「いやいやいや！そんなことないです！安室さん好きの女子高生に刺されます！」

それは言えてる。

私はアイスコーヒーをゴクリと飲む。

「そういえば、その首の包帯、どうしたんですか？」

安室さんは私の首もとを指差す。

私は、ふいに手で首の包帯を触る。

そういえば...

「あー、事件に巻き込まれたんですよ」

そんなに面白い話じゃないよ？とアイスコーヒーを飲み干す。

「梓さん、和風パスタをお願い！」

「はーい」

梓さんはキッチンの方へ行ってしまう。

「事件って！？何があったんです？？」

「強盗の人質になっただけですよ」

なんて言えば、

「そんな軽く“だけ”なんて言わないでください！貴方の身体は貴方だけのモノじゃ無いんですからね？？」

え？

私だけのモノじゃないの？？

「安室さん、今日、変ですよ？？」

今日の安室さんは少し気持ち悪い。

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