【名探偵コナン】夜のお仕事って言っちゃあ夜のお仕事ですが。

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午後からはショッピングに行った。

まず始めにプチプラの化粧品や洋服を見ていた。

でも、やっぱり好奇心でお高いものも見てみたいもので。

お高い化粧品コーナーに行けば、1万のファンデーションが目に入る。

絶叫しそうだった。

1万のファンデーション！？

あり得なくない？

世の中そんなものがあるんだなーと思った。

いっつも1000円未満のアイシャドウとか買っちゃうからね。

まぁ別に私が意識している人がいるわけじゃないから化粧に関しては特に力を入れているわけではない。

まあ、編集長くらいのイケメンなら意識しないこともない。

「おい、暇なのか」

後ろからふいに声をかけられる。

聞いたことある声だ。

いや、先日まで長いこと聞いていた声だ。

下手すればその声に怒鳴られてた。

『編集長？なんでここに？？』

キリッとした目にさらさらな黒髪、デートなのかどことなくいい香りがする。

「ちょっとな」

編集長の隣には高校生くらいの女の子がいた。

『へぇ、デートですかぁ！』

とっても可愛らしい女の子だった。

「ちげえよ、妹だよ妹！」

妹...？？

『妹さん、めっちゃ可愛いですね！』

そういうと編集長の妹さんは照れた表情をする。

「それより、ネームは順調なんだろうなぁ？
俺、お前にばっか怒鳴ってる時間なんて無いんだぞ？？」

『大丈夫です！さっき確認を取ったところ明日には出せそうって言ってました』

編集長は満足そうな笑みを浮かべる。

「そういや、お前、今日はデートじゃねえんだな」

『あ、彼氏ですか？三日前に別れましたよ〜』

編集長は顎を触り、考える表情をする。

そして、私を見て、鼻で笑った。



おい！！

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