side降谷 ページ36
なぜ、彼女がここにいる?
RX-7の助手席に腕を組み、更に足を組ながら座っているのは先日、ポアロに修理士として来店してきた人だ。
車を駐車場から出し、2分ほど走ったとき、彼女は口を開いた。
「お前のことはよく聞いている。降谷零というんだろう。」
僕は一般市民に自分の素性が漏れていることに背筋が凍る。
それより、誰から聞いたのか。
「本日より、お前ら公安に協力することになった。」
「それは知っています。」
「...お前に会わせたい奴がいる」
武田さんは僕の顔をちらりとも見ない。話を進めるたびに眉間のシワが増えていく。
「会わせたい人?」
「私一人で守りきれる自信がないからな。公安に協力するこれを機に報告しておこうと思ってな」
彼女の家にはすぐに到着した。彼女の敷地内の庭に車を入れ、扉の前で車を停めた。
僕が降りて、彼女をエスコートする前に彼女が車を降り、家の扉を開けた。
「ただいま〜」
「おかえり!!警視庁のエレベータ、どうだっ...た....??」
彼女の声に返事を返して、部屋の奥から出てきたのは僕が守りきれなかった親友だった。
「ゼロ...」
「ヒロ...生きていたのか...??」
状況を読み込めない。彼女はそんな僕たちをよこめに先にリビングに上がる。
「二人とも取り敢えずこっちに来いよ」
彼女の一言で僕たちは部屋に上がった。
95人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛鞠_あいまり_(プロフ) - 素直に面白かったです。阿笠博士とどんな関係なのか、恋人がいると思ってる人との関係はどうなるのかなども今後気になります。 (2021年1月13日 3時) (レス) id: 235ec261d4 (このIDを非表示/違反報告)
純情ぺてん師(プロフ) - 麗奈さん» いえいえ!わざわざありがとうございます!! (2020年6月6日 18時) (レス) id: 5456510253 (このIDを非表示/違反報告)
麗奈(プロフ) - 空間を開けて書き直して頂き、ありがとうございました。もともと好きだったこの作品がもっと好きになりました。これからも更新、頑張ってください。応援しています。 (2020年6月4日 19時) (レス) id: 81f99139dd (このIDを非表示/違反報告)
純情ぺてん師(プロフ) - ぽんちゃんさん» よくわかりましたね!流石、コナンくんの事を知り尽くしていらっしゃる!! (2020年6月4日 9時) (レス) id: 5456510253 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 裾掴まれた時点で盗聴器ついてる (2020年6月4日 8時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:純情ぺてん師 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nomuharu261/
作成日時:2020年5月12日 0時