side貴方 ページ33
「え?それ履いていくの??」
私はヒロを見下ろしている。私は厚底ヒールを履いた。しかも高さは30cmほど。そんな高い靴あるんだな。
盛放題だな。
「仕事に行くんだぞ!?」
「そうだけど。」
「じゃあそんなの掃かなくていいよね!?」
「いや、ナメられたら困るじゃん」
「誰にだよ!?」
「あんたの幼馴染」
私はなお、ヒロを見下ろしている。いいザマだ。
ヒロは呆れたような顔を私に向ける。
「もう勝手にしなよ。。」
はぁと大きなため息をつく、ヒロ。
私は私よりも低い位置にあるヒロの頭を撫でた。
「..クソッ...これがやりたかったのかよ...」
女に身長を負けて悔しがっているのか私が撫でると少し鋭い目付きで睨んでくる。
そして、行ってくると頭をポンポンとする。
*警視庁*
「エレベーターの修理に来ました武田です。」
言われたエレベーターに事務の人が案内してくれる。こんなの他の人間に押し付ければいいものの。なぜ、私なんだ。
上司に対して少し苛立ちを感じていた。
「こちらです」
事務の人は私がエレベーターにつくとすぐに自分の部署の方へ戻ってしまった。
私は動きにくいので作業用の靴に履き替える。ヒロが見に来ていなくて良かった。絶対何か言われるところだった。
「武田さん..??ですか??」
ふと背後から声をかけられると意外な人物がそこにいた。
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愛鞠_あいまり_(プロフ) - 素直に面白かったです。阿笠博士とどんな関係なのか、恋人がいると思ってる人との関係はどうなるのかなども今後気になります。 (2021年1月13日 3時) (レス) id: 235ec261d4 (このIDを非表示/違反報告)
純情ぺてん師(プロフ) - 麗奈さん» いえいえ!わざわざありがとうございます!! (2020年6月6日 18時) (レス) id: 5456510253 (このIDを非表示/違反報告)
麗奈(プロフ) - 空間を開けて書き直して頂き、ありがとうございました。もともと好きだったこの作品がもっと好きになりました。これからも更新、頑張ってください。応援しています。 (2020年6月4日 19時) (レス) id: 81f99139dd (このIDを非表示/違反報告)
純情ぺてん師(プロフ) - ぽんちゃんさん» よくわかりましたね!流石、コナンくんの事を知り尽くしていらっしゃる!! (2020年6月4日 9時) (レス) id: 5456510253 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 裾掴まれた時点で盗聴器ついてる (2020年6月4日 8時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:純情ぺてん師 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/nomuharu261/
作成日時:2020年5月12日 0時