【名探偵コナン】私、名誉毀損で訴えられてます

side貴方 ページ24

軽井沢の別荘についた。ここなら敷地内も広いし、いくら日光浴をしても誰かに見られることはない。

「ヒロ、起きろ。着いたぞ」

久しぶりの長旅に疲れたのだろう。毎日室内にいるものだからストレスだったのだろうな。ヒロは軽く伸びをし、車を下りた。

「買い物に行くときはマスクを着用な」

ヒロは辺りを見回してまた伸びをした。

「そういえばなんでいきなり？？」
「ヒロ、中々家から出れないだろ？人間って太陽の光を浴びてないと寿命縮むらしいからな」
「それ、Aちゃんが言う？？」

ヒロと顔を合わせてクスクスと笑う。
この軽井沢の別荘の敷地内はとても広い。それこそ東京ドーム何個とかのレベル。

「こんな土地持ってたんだね」
「全て自腹で購入させていただいた」

機械整備の収入だけというわけではないが、公務員であるヒロに対して鼻が高くなる。私は収入いいんだぞ？？

「萩原たちにはなんて言ってきたの？」
「彼氏とデート」
「え！？」

ヒロは大袈裟なくらいビックリする。ハギは
ここまで言わないと諦めないからな。今日とか絶対家に来てるよ。私がいなくてソワソワしてるだろーな。

「で、、でーと...」
「何赤くなってんだよ。今更だろ？一つ屋根の下で何日同棲してんだと思ってんだよ」

これはチェリーのヒロをからかったつもりだった。私の予想通りヒロは顔を真っ赤にして目をそらした。ほんっとチェリー。

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