【名探偵コナン】私、名誉毀損で訴えられてます

side萩原 ページ19

「彼氏とランチ」

それを聞いたとき、俺は驚いた。Aちゃん俺や松田以外の男との接点あった？？ずっと家の中に籠ってるのに？？
俺は彼女がいい放ったセリフに疑問を持ちながら、松田の所へ戻った。

俺は今日は有休を取っているが、松田はそうでもないらしく、登庁している。
警視庁に戻った俺は半泣きになりながら、松田にすがり付いた。

「松田ぁぁぁぁ！！」
「な、なんだよ、気持ちわりぃな」

俺をゴミを見るような目で見る松田はいつも通りで。

「Aちゃんに彼氏がいるってほんと？？」
「そんなの知ったことか！！」

松田はすがりつく俺を無理矢理剥がそうとする。俺の青春はこれで終わるのか...
青春ってほど青くないけど。

「そんなこと俺には知ったこっちゃねぇが、明日、確かめてみればいいんじゃねぇの？」

松田が言っていることにイマイチピンと来なかったが、ずばり、護衛(ストーカー)をするのが一番ということだろう！
俺は松田の顔を覗きこんでみる。

「なんだよ..」

松田なら...好きな人の住所知りたさに護衛するかもしれないね。
もじゃな髪を見て思う。

「そっか！わかった！」

俺は明日からの護衛に備えて、準備に取り掛かろうと家に走った。
後ろから
「何がわかったんだよ！！！」
と俺の背中に向けて怒鳴っている人がいるが今は無視無視。

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