……45 ページ50
医務室の扉を豪快に開け
息を荒らげながら大声で言った
『ペ神！急患だから急いで！じゃなきゃ死iんじゃう！！』
語彙力を失ってしまったようだ
だが肩で息をしていた私には冷静に伝えている暇なんてなかった
ペ神は、突然蒼白い顔をした
ナイフを腹部に突き刺したままのリリィを抱きしめている私を見て
目を見開いてこちらを見ていた
そんな様子に驚きつつもペ神は急いで何かの用意をしている
sn「何があったか分からないけど…傷口見せて」
私は腿にあるナイフを取りだし、豪快にリリィの服を切った
普通に脱がすよりそちらの方が早いからだ
『リリィ、生かせれる？』
sn「任せて」
意識のないリリィをペ神に受け渡し
私はある覚悟をする
深呼吸をして、一旦考えをリセットさせ自分を落ち着かせた
そして勝手に棚から包帯、傷薬…を出した
全て用意が終わるとリリィの処置が終わるまで静かに椅子に座って待っていることにした。
手伝いたいが、私は医学的な知識はない
彼を信じて待つしか、私にはできない。
すると数十分後、案の定来客が来た
医務室の中から廊下の足音が聞こえる
それは全てドスドスと大きく、足音を立てている本人は酷く苛立っているようだ
医務室の扉は勢いよく開き、扉はバンッと音を立てた
そこには怒りで顔を歪ませた男が数人立っていた
こんな状況で幹部がほとんど勢揃いだ
『…何か？』
わざとらしくそう言う
そんな私が気に入らなかったトントンは
右手で拳を作り、そのまま私を殴り飛ばした
周りの奴らはそれを見て、何も言わなかった
だが部屋の奥からはペ神が出てきた
sn「…リリィは一命を取り留めたよ
で、なにやってんの？」
ペ神が怒っているのが分かる
声のトーンは低く、雑面を外している彼の顔は
眉間に皺がより、その怒りの矛先が彼らに向いていることが分かった
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
すごく微小なところで続編にいかせてもらいます。
ここまでご覧下さってありがとうございました
こんな展開になる、と予想できた人は少ないのではないでしょうか？
もしかしたら好き、と言ってくださる方もいてくださるかもしれません。
ですが逆にあまり好きではないという方もいると思います。
それでもここまで見てくださって
本当にありがとうございます
続編では更に登場人物の
嫌な所、良い所、が顕になるかもですね。
それを覚悟して進んでくださると幸いです
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1228人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ﾈﾛ(プロフ) - レムさん» ありがとうございます！これからものんびりまったり頑張りますね！！ (2021年9月21日 22時) (
レス) id: 63ed9f0b26 (このIDを非表示/違反報告)
ﾈﾛ(プロフ) - メイさん» えええ！！ありがとうございます…これからも好きでいてくれるなんてとても嬉しいです… (2021年9月21日 22時) (レス) id: 63ed9f0b26 (このIDを非表示/違反報告)
ﾈﾛ(プロフ) - 暇なふぁいるさん» 前から……好きでいてくれたんですね……ありがとうございます…！！！ (2021年9月21日 22時) (レス) id: 63ed9f0b26 (このIDを非表示/違反報告)
ﾈﾛ(プロフ) - Sarahさん» ありがとうございます！これも頑張りますね (2021年9月21日 22時) (レス) id: 63ed9f0b26 (このIDを非表示/違反報告)
レム(プロフ) - 続編おめでとうございます！！めっちゃ好きです！wこれからも頑張ってください！ (2021年9月21日 21時) (レス) @page50 id: ec02066096 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ﾈﾛ | 作成日時：2021年6月9日 1時
