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その間にもグルッぺン達はAが視線を向けている先を見ても一体何を見ているのか分からずにいた
gr「A…一体何を目で追っているんだ？」
tn「遂に幻覚まで見始めたか」
zm「A…？どうした？」
shp「Aさん…？」
rbr「A…さっきから様子おかしいけど
どうしたんや……？」
ut「…あのさ何がしたいん？Aチャンは？」
そんな声が会議室に飛び交った
しかしその声もAの耳には入っていなかった
彼女から目を離せず、ずっと目で追っていた
彼らの座っているすぐ後ろを静かに歩いて回るその様子をずっと眺めていた
彼女はひとしきり歩き終わると、また私の近くまで戻って来てはまた話の続きを始めた
??「…ワタシのこの傷だらけの体はさワタシのこの体はさ、あなたが傷ついた分だけ傷つくんだよね
…ほら、見てよこの体。もうボロボロなんだよね。
彼らの、”言葉”の刃で、”暴力”で
ワタシもあなたもたくさん傷ついた。
痛いの、すっごく痛い。
痛くても、辛くても、ずっとそれから目を背けた
それが積み重なった結果だよ。」
そう言いながらくるりと回って見せた彼女の体に自然と目をやる
彼女の体は切り傷や殴られたような、蹴られたような青アザがまだら模様のようになっていた
その1つ1つの傷は見ていてとても痛々しいものでAはそんな傷を見てふと”可哀想に。”と思った
すると間髪入れずに彼女は言った
そんな彼女の表情はどこか不服そうで、眉が下がっていた
??「他人事みたいに考えてるけど
全部あなたとワタシの傷なんだよ？
これ全部、言っちゃえば心の傷。
あなたも、ワタシもこれだけ傷ついた
でもあなたはこの傷から目を背けて見ないように
見えないようにしてずっと気付かないふりしてたけど
もう、限界なんだよ
いや、限界なんて遠に超えてる。
あの時のペ神の言うこと結局信じられなかったその結果が、これだよ
自分を見て、って言われた時も
大切にして、って言われた時も
あなたは見なかった。
傷ついても、傷ついても、無理やりその傷を塞ぎ込んで自分の傷に気付かないふり、見て見ぬふりばっか」
服を捲りあげ、お腹や背中まで見せてくれた
至るところに痛々しい傷の跡がある。
Aはそれを直視するのを躊躇い、視線を横にずらした
自分でもどうして目を背けたのか分からない。
それに彼女の傷を見ていると自分の体も痛いような気がした、だから目を背けたのかもしれない
私は臆病だから＿＿
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ちょび(プロフ) - 2話とも、とても楽しかったです。続編のパスワードのヒントはないんですか？ (2021年12月28日 18時) (
レス) id: cfa5042094 (このIDを非表示/違反報告)
ベル - 続き待ってます!すごく面白いです (2021年12月9日 21時) (レス) @page45 id: aa5565494f (このIDを非表示/違反報告)
八坂リア(プロフ) - 個人的にはBadエンド、しかし欲を言えば両エンドみたいです…。いつも更新お疲れさまです。作者様のペースでいいので頑張って下さい。応援しています！ (2021年12月8日 0時) (レス) id: fb73d8d861 (このIDを非表示/違反報告)
あかり(プロフ) - 私的にはHappyENDがみたいです！ (2021年12月8日 0時) (レス) @page45 id: 406b79fb24 (このIDを非表示/違反報告)
MoonLight(プロフ) - どちらのエンドでも楽しみに待ってます！投稿が遅くなってもいいので自分のペースで頑張ってください気長に待ってます！ (2021年12月7日 8時) (レス) @page44 id: 9ba7043ab6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾈﾛ | 作成日時：2021年9月15日 7時
