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「この服はな、十二単って言うんだ。現代のものとは少し違うのだがな、だいぶ年季が入っているんだぞ。なんせ平安に仕立てられたものだからな。この刺繍とかもう現代では見られんものだ。よく見ておけ。貴重なものだから。」
「お前名前の画数すごいな……なにこれ20………？すごいな…………私の名前は、刑部姫、長壁姫とも書くが前者の方が画数が少なくて良いだろう。後者は文字が潰れてしまって敵わん。」
「フェチの話か？へぇお前は胸。でお前は尻……期待を裏切らんな。私？私は……足かな……………ホラ私足無いじゃないか。憧れみたいなところある。まあ人間に化けられるからあるにはあるんだが。やっぱり良いよな足って………」
「足が好きなら靴も好きだぞ。靴の箱で溢れかえっている。この前はスニーカーにハマってた。銀座かねまつとか上品で好きだな。その前はパンプスにハマってたから、そうそうシンプルなやつ。そのまま流れる感じでスニーカーに移ってたな。この前履いてたアレもかねまつだぞ。今は超高いヒールが好き。コレもすごいだろう。次はもう2センチくらい高いのに挑戦するつもりだ。」
「この前野球やったんだよな。それでな、私はあの周り走る奴居るじゃないか。私野球ルール全くわからないんだよな。言われるままやってただけで。でソレやってたんだが。こう、球獲るじゃないか。あん時にスライディングしたんだが、そう、あの……蛇のままやってしまってな、腹にでっかい擦り傷を作ってしまって。も〜〜あたり血みどろだし腹は痛いし結局球は獲れなかったしでサイアクだ。もう野球なんてしない。」
「あっお前も野球するか！？ルール分からなくても良いぞ。私も分からんからな。」
「この前サッカーやったんだよな。でも私ルール全く分からないんだよな。なんか前見たアニメだと技名叫んだらスタンド出てきたりペンギン出てきたりしてたんだが叫んでも出てこなかったぞ？マジで意味わからん……」
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作者名：カコ | 作成日時：2023年1月15日 15時
