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急な出来事すぎて、身体がこわばった
俺一人だけ世界にいるみたいに
自分の身体の中に入ってるみたいに
もう自分の心臓の音しか聞こえなかった
何度も嗅いだあの香り、、
間違えるはずがない、ずっと待ち焦がれていた
でも、辺りを見回したときにはもう誰もいなくて
その香りの持ち主を見つける事は出来なかった
「、、ただいま。」
シンとした部屋にやけにうるさく響く声
コンビニの袋と鞄を雑に床に掘り投げると
そのままソファにもたれかかった
「はぁ、、、」
思わず漏れ出したため息
胸の高鳴りを抑えるのにしばらくかかった
もう一度頭の中を整理してみると、
たどり着いた事実はひとつだけ
" あの場所にAがいた。 "
俺の勘違い、、なんてことは絶対にない
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作者名：みんみん | 作成日時：2018年1月31日 19時
