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仕事の時もオフの外出の時もこの大嫌いな部屋に



顕「行ってきま〜〜す。」



さみしい独身女性がやりそうなことをしてしまう



顕「うわ、あっつ。」



すっかり春の陽気で世間は浮かれ気分

そんな空気を感じ取って、余計な暑さを感じた


今日はマネージャーさんに送ってもらうことなく

仕事場まで向かうことにする

何となく歩いて見たい気分だから、、


街を歩けば自分が載った大きな看板が目に入る

俺はこれでも一応人気の若手俳優

何で "一応" なのかと言うと、、

このさみしい生活ぶりを見れば人気者とは思えない


普通に、若手俳優ならクラブで遊んだり、

女の子たちとご飯なんて当たり前な社会

だけど、俺は頑なに断り続けてる


その結果、業界に友達と言える人は極端に少ない

そんな付き合いに魅力を感じない


それに、俺にはずっと待ってる人がいるから

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作者名:みんみん | 作成日時:2018年1月31日 19時

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