授業ですねキヨくん... ページ7
手元にはプリント。
そこにはいつもより少し汚い字で書かれた数字。
そして冷や汗が出てくる私。
牛「っし、始めるぞ〜」
ダルそうに教室に入ってる牛沢先生。
チョークを手に取り、黒板にスラスラと何かを書きだす。
《宿題提出 忘れた者は居残り》
『ヒョッッ....』
は「A?そんな声どっから出てきたの」
『あ、ひょ、え、なんでもない〜』
いや落ち着けA...。
白紙なわけじゃない。
あの後、キヨくんは誇らしげにプリントを取り、
びっくりする速さで解答欄を埋めていく。
頭いいってすごいなぁ〜と思いつつ、
なんやかんやでまた甘えてしまった...。
バレなければ...
バレなければいける!!!!
そう考えてみるとなんか自信が出てきた
牛「んじゃプリント回収〜」
プリントを持ち、胸を張って教卓へ進む。
牛「............」
『な、なんでしょう...』
牛沢先生はじーっと私を見てくる。
冷や汗が背中を伝う
牛「これ、清川の字だろ」
汗が引っ込んだ
『違いますよ〜えへ〜まっさかぁ〜』
キ「はいはい、廊下で反省しなさい〜」
『...はい』
やっぱり廊下はめちゃくちゃ寒かった
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スカイ(プロフ) - え?あの、はい。すきです。←語彙力どこいった。 (2019年2月12日 22時) (レス) id: bfb55ad556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のこ | 作成日時:2019年1月17日 1時