【実況者】過保護すぎます、キヨくん【キヨ】

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キ「ほれ、おにぎり」

『うん』

キ「髪結ぶから頭かせ」

『うん』

キ「あーあ、セーターの糸ほつれてんじゃねぇか」

『あ、うん』




オカン。

紛れもないオカン。

幼馴染というかオカン。




キ「...何ニヤニヤしてんだよ」

『いやぁ？オカンだなーってね』

キ「......」




小っちゃい時からよく面倒をみてくれたキヨくん。

私が鈍くさいのもあるんだけどキヨくんはオカンだった。

「もー！Aちゃんはおっちょこちょいなんだからー！！」とか

「だいじょぶ？ハンカチわすれてない？」とか...

いや〜、オカンだった




キ「お前、変な事考えてんだろ」

『はて？』

キ「幼馴染の俺を騙せると思うなよ」




他愛もない話をしていると前に知っている顔。

キメキメの髪型とほわほわしてるのとガタイが良いの。




『おーい！』

フ「あ！Aじゃーん」

ヒ「おはよ〜、っはは、またキヨに髪結んでもらったでしょ」

こ「お二人さん、今日はゆっくりだな」

『おはよ！ヒラくんよく分かったね？』

ヒ「うん、今日は綺麗に結べてるからね〜」

フ「あー、Aがやると汚いもんねー」

『んんんんん？君たち失礼すぎるな〜』




いやね、確かに私は不器用ですよ。

友達の髪すらまともに結べないのに自分のなんてもっての外。

まぁ、この点に関してはキヨくんに感謝だよね。

男のくせに...キヨくんのくせに器用でさ...




キ「A、お茶は？」

『お茶かぁ〜ジュ、』

キ「ジュースだろ？言うと思った」

こ「コンビニ寄ってくか？」

キ「ダメに決まってんだろ。不健康すぎる」

『えぇ〜！？キヨくんがそれ言うの！！？』

キ「俺の体はいいんだよ。オレンジジュースとかならまだしもお前は炭酸系買うだろーが。」





フ「うはぁ〜またやってるよ」

ヒ「しょうがないよ、あの二人だもん」

こ「見せられてる方の気持ちも考えろよな」




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Aさんの台詞を直させて頂きました

のこ

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