。 ページ19
you*
ジュースを飲みながら目線をキヨくんに向けると
眉間にしわを寄せて不機嫌そう。
確かに悪いのは私なんだけど
この空気感はよろしくない...。
『キヨくん?』
キ「はい?」
困ったなぁなんて思ってると
向こうから女の子が向かってくる。
体育委員の野田さんだ。
オシャレで明るくてリーダーシップのある人。
全然喋ったことないんだけどね。
野「清川〜そろそろ始めるよ〜」
キ「だから何でもいいって」
野「和泉さん、清川かりていい?」
『あ、う、うん!ほらキヨくんも行かないと』
膨れっ面で見てくるけど
嫌だっていう理由もないからね...。
キヨくんを急かすと私の手に鍵を置いてきた。
キ「先俺んち行ってろ」
『えっ』
えぇ...?
キヨくんちで私が待ってるの...?
それ意味あるのかな...。
『わ、分かった...』
ほったらかしになっていたケーキを食べ、
キヨくんの家に向かうことにする。
レトくんにはあとでドリンク代もらってやる...!
野「..............」
野田さんと目が合う。
一瞬にらまれてる気がしたけど、
気のせいだったみたいで手を振ってくれた。
私も小さく手を振っておいた。
227人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「実況者」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スカイ(プロフ) - え?あの、はい。すきです。←語彙力どこいった。 (2019年2月12日 22時) (レス) id: bfb55ad556 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:のこ | 作成日時:2019年1月17日 1時