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ページ18

キヨ*




寄り道をするなっていつも言ってる。

Aも聞いてくれてた。

それなのにレトさんにはあっさりついて行った。

単純にすごく嫌だ。

Aの向かいに座り直す。




キ「寄り道すんなって言った」

『うん...』




目を泳がしながら

小さく呟く。

あまりに可愛い。

いつもなら絶対に許してる。

でもレトさんが関わってるってだけでイライラが止まらない。




キ「レトさんになんか言われた?」

『レトくんに?なんかって...』




分かってんだよ。

あの人がAに惚れてることぐらい。




『特にないけど...恋バナしただけだよ』

キ「なに?好きな人いんの?」

『ううん。レトくんは気になってる人いるんだって!』




キュンキュンするね、なんて言いながら楽しそうにする。

こいつは鈍感すぎるぐらい鈍感だから気づかないだろうけど

百パーセントAだろ。




『レトくんかっこいいから上手くいきそうだよね』




俺にはかっこいいなんて言わないくせに。

レトさんより何年も一緒にいるのに。

俺の方がAのこと好きなのに。

レトさんの事が好きなわけじゃないんだろうけど

どうしても腹が立ってくる。

。→←。



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作品ジャンル:恋愛
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スカイ(プロフ) - え?あの、はい。すきです。←語彙力どこいった。 (2019年2月12日 22時) (レス) id: bfb55ad556 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のこ | 作成日時:2019年1月17日 1時

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