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レトルト*
予想通り、キヨくんはこっちに向かってきた。
向かいに座っていたAの隣にどっかりと座る。
キ「お前、寄り道すんなって言っただろ」
『あは〜...ごめんなさい...』
この二人のやり取りだけだといつもの仲良し幼馴染。
Aも苦笑いとは言え、楽しそうだし
キヨくんも本気で怒ってるわけじゃない。
けど
キ「レトさん頼むよ、こいつと帰るならちゃんと送ってもらわないと」
俺には嫌悪感丸出し。
バレバレだよ、キヨくん。
レ「でもAの自由やろ?」
キ「はっ、下心丸見えなんだよ」
下心...。
俺がAを連れると下心。
キヨくんだといつも通り。
ハンデもくそもない。
『キヨくん?レトくん?』
流石に嫌な雰囲気に気づいたのか
不思議そうに見てくるA。
今日は帰った方がよさそうやな。
レ「ごめんなA。先行くからキヨくんに送ってもらって」
『え?う、うん...』
キ「..........」
ごめんなキヨくん。
俺は空気を読んだだけ。
あきらめない。
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スカイ(プロフ) - え?あの、はい。すきです。←語彙力どこいった。 (2019年2月12日 22時) (レス) id: bfb55ad556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のこ | 作成日時:2019年1月17日 1時