同時刻の幼馴染くん ページ16
キヨ*
体育祭でやるダンスを決めるのは体育委員。
今日の委員会で決めるらしい。
つまりは俺も参加しなければならない。
「俺、なんでもいいなー」
「じゃあ女子にアンケート取っちゃうからね?」
「それはやめろ」
さっきからこんな調子で何一つ決まらない。
入りたくて入った委員会じゃない。
さっさと帰りたい。
Aはもう帰ったかな
寄り道してないだろうな...
「気分転換にファミレスいこーよ」
キ「は、」
分かってはいたけど強制連行だった。
嫌々ファミレスに向かっていると
別のクラスの派手な女が妙にくっついてくる。
帰りたくなるばかりだ。
「清川、不満そーだね」
キ「...帰りたいし」
「え〜、仲良く話そうよ」
聞き流しながら
ふと、到着したファミレスの窓を見てみた。
店内の光景に驚きすぎて
少し固まってしまう。
キ「レトさんとA...」
「え?あっ、香坂と和泉さんじゃーん」
Aは気づいていたのか苦笑いで手を振ってくる。
寄り道するなって言ってるもんな...。
一方でレトさんはバツの悪そうな顔をしている。
自分でも分かるぐらい機嫌が悪くなった。
キ「先行ってて」
「えー...分かったぁ」
店内に入るなり、
俺はすぐに二人の席に向かった。
設定としては待ち合わせをしていることにした。
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スカイ(プロフ) - え?あの、はい。すきです。←語彙力どこいった。 (2019年2月12日 22時) (レス) id: bfb55ad556 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のこ | 作成日時:2019年1月17日 1時