（リメイク前）５６されそうになってたら、な組に助けられて人生リスタートした件。【stpr】

第２３話 ページ25

さ「ねぇねぇそれよりAちゃん。

こんな夜に一人で、しかもあんな人通り多い場所で

一体何をしてたのかな？」ニコッ



『ゔッ…！！』


どうしよ…。


懲りずにまたパパ活しようとしてたなんて言ったら

怒られそうだし…。



どうにかこの状況を切り抜ける方法は…！…あっ！！




『え、えっとぉ…ｗ

実は、急にスイーツが食べたくなって、

コンビニに買いに行こうと………。』


さ「えー？ｗほんとに…？？」



さとみくんはニコニコ笑顔で、私の顔を覗き込んでくる。


怖いです。さとみサン…。


さ「じゃあ、なんでコンビニ行くぐらいで

そんなおめかししてるの？

スカートもはいて…軽くメイクもして…

それに、本当にコンビニ行くつもりなら

あんな大通りで立ち止まったりしてなんか、ないはずだけど？」


『ゔぅぅッ…！！』



どうしよ…。



パパ活の時は結構オシャレして行くから、

怪しまれるのも当然か…。



さ「…はぁ。正直に言いなよ…。

どうせまたパパ活しようとしてたんだろ？」


『うっ…は、はい…。』



くっ…！バレた…！！



さ「…たくっ。

お前は今狙われているんだぞ？

なのに、そんなノコノコと、人通りの多い場所に出てきちゃダメだろ？

護衛もいないのに…。

しかもこんな夜…そんなにおめかしもしてたら、

龍王組の奴じゃなくても、絶対誰かに襲われるぞ…？」


『はい…。ごめんなさい…。ごもっともです…。』


私って、相変わらず危機感ないんだな…。


改めてそう思った。

ていうか、私の危機感のなさは異常だと思う。(今気づいた)


すごく反省した。


ただでさえ、な組の人たちに迷惑かけてるんだから

自分の身ぐらい自分で守らないとと、思った。



私が俯いて黙っていると…


ぽんっ



『…え？』



さとみくんが、私の頭を優しくぽんぽんした。



さ「ふふ…分かったなら良いよ。

まあ、もしAちゃんが誰かに拐われても、

俺たちが全力で助けに行くけどねｗ」




なんだか、さとみくんに頭ぽんぽんされるの、

すごく安心した。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんだか、さとみくんの出番多くてごめんよぉ…。

あと何話かしたら全員出てくると思うから、

待っててくださいぃ…！

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