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雪だか雨だかわからないものが空から落ちてきていた、
ある日の寒い日。
裕翔「A、ちょっと涼介つまみ出してきてくんない？」
A「えー、なんであたしがぁ？」
裕翔「お願い！今日櫻子先生いなくて忙しいんだわ。たぶん学校だからさ、」
私は、膝に乗せていた赤ちゃんを裕翔先生に預けて、
クリーム色のカーディガンの袖に腕を通した。
しぶしぶ、という表現が一番合っていると思う。
急に嫌いになんてなれないけど、最近涼介とは一定の距離を保っていた。
これといった理由はない。
変わったのは髪型と、たばこと、門限を守らなくなったのだけ、だし。
...いや、"だけ"じゃないか。
憂鬱な私は買ったばかりの傘をさしていても、ケーキの新作が出ていても
特に気にならなくて、気づかぬうちに校舎の前に立っていた。
すると、教室に近づくにつれ、聞こえてきた声。
「マジで涼介溜まってたんだねー」
涼介「っるせーよ、お前が甘えてきたんだろ？」
何かが私を止めていたのに、私はそのままのぞいてしまった。
薄暗い教室の中、乱れた制服を身にまとって抱き合う男女。
隣のクラスの子と...涼介。
「...え、誰？涼介」
2人の目線の先にいるのは、まぎれもなく硬直した私で。
その子の問いかけに対して涼介が何と返すのかなんてわからなかったけど、
涼介は床に目をそらしてから、冷たく言い放った。
涼介「...知らね。帰れば？」
それは、雨よりも雪よりも冷たくて、
どんなに硬い剣よりも鋭くて、
私の心の奥深くに突き刺さっていった。
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もちてぃな(プロフ) - 赤花さん» わ、こっちにもコメントありがとう！この作品はよくしんみりとした感想をもらってたから、自分がこんな作品でにやけさせることができてることにびっくりです(笑)最高だなんてありがとう...！！(´;ω;｀) (2017年6月27日 23時) (
レス) id: 9f843be52f (このIDを非表示/違反報告)
赤花(プロフ) - きゃあーー！完結おめでとうーー！きまぐれポイズンベリーの更新もがんばってね。ふふっ・・・。顔がにやけすぎてやばい・・・笑。もちてぃなちゃんの作品最高！うふふ (2017年6月27日 16時) (レス) id: cea59cff2d (このIDを非表示/違反報告)
想空 - そうだね笑 (2017年4月26日 22時) (レス) id: 3194c34b22 (このIDを非表示/違反報告)
もちてぃな(プロフ) - 想空さん» うちらはまだまだ若い分類だから大丈夫(笑) (2017年4月17日 17時) (レス) id: 9f843be52f (このIDを非表示/違反報告)
想空 - 自担の誕生日ってファンにとってはかなりの記念日だよね！ 26歳かぁ… その若さとルックス、分けて欲しい笑 (2017年4月16日 21時) (レス) id: 3194c34b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちてぃな | 作成日時：2017年4月4日 21時
