ウソツキ。【桃】【完結】

嫌って#11 ページ12

ジェルside


すとぷり会議、ついに始まったで〜！


今回はな、新曲についての会議やったの！


でな、話してる時に、


さ「あの、ちょっと…いい？？」


さとちゃんが発言してくれそうだったんやで！


何言ってくれるんやろーなー！


って、思ってたんや。そしたら


さ「俺、お前らのこと、前から、……大嫌いだったからww。顔も、歌も、性格も、ぜーんぶ。お前らについてきてたのが間違いだったわwwwじゃあ、5人でせいぜい頑張れよ〜」


え。え、、え？


さとちゃん、それ、ほんとなん？


俺ら、頼りなかったんかな。


俺が「さとちゃん、それ、本当なん？」


って、聞こうとした時にはな、


もう、家にいなかったんや。


みんなショックで動けないから、動けた俺が外に出て、探しに行ったで。


でも、いくら探しても、おらんかった。


帰ってきた途端、悲しくなってきた。


自分の無力さもわかった。


ジ「うわーーーーん！！」


そして、1番大きな声で泣き出していた。


なーくんは、俺の背中をさすりながら、泣いていた。


莉犬は、いなくなったことを認められてなかった。


るぅとは…よくわからなかった。


ころんは……1人で泣いていた。



その時だった。


な「嫌な予感がするんだ。」


なーくんが、急にみんなの顔を見て、言った。


2019・4/12

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