ウソツキ。【桃】【完結】

嫌って#10 ページ11

るぅとside


今日は会議ですっ！


みんなと会ったら、元気そうで本当によかった！！


さとみくんも、来てくれていた。でも、少し顔色が悪かったように感じたんですよね、、、


またまた気のせいなのでしょうか？？


、


ここで、僕が声をかけていたら、こんなことには・・・


僕が作った曲について、話し合いをしていた時。


さ「あの、ちょっと…いい？？」


さとみくんが意見を出してくれようとしてたんです！


やっぱり元気だつたかな、と思ってました。


その時。


さ「俺、お前らのこと、前から、……大嫌いだったからww。顔も、歌も、性格も、ぜーんぶ。お前らについてきてたのが間違いだったわwwwじゃあ、5人でせいぜい頑張れよ〜」


と言われました。


え？


それ、本当ですか？


本当ですか？？


そして、僕が止める間も無く、家を飛び出してしまいました。



僕の歌とか「いいねぇー」って、言ってくれてたじゃないですか。


作った歌も「すごい！いい！」って、褒めてくれたじゃないですか。


あれは、全て、嘘だったんですか？


「偽り」だったんですか。


僕はショックでした。でも、どこかに、それを認められない、自分がいました。


だからみんなが泣いてる時も、なぜか涙が出てきませんでした。


そして、少し沈黙が続いた時。


莉「ねぇ、なんでみんな受け入れてるの！？！？嘘に決まってるじゃん！ほら、ここの席にもいるんだって、ねぇ！！」


そうですよ。そうだよ。


莉犬と僕は、同じ考えだったんですよ。


なんでみんなすぐに受け入れられるんですか？？


でも、それは声に出せませんでした。


追いかけようとしても、ショックで体が思うように動けませんでした。


こんなの…メンバー失格ですね


そう思っていた時、遠くの方で救急車のサイレンが聞こえました。


それと同時に、ある人が、こう、言ったんです。


な「嫌な予感がするんだ。」


2019・4/12

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