二 ページ3
ついていくとそこにはおしゃれで清潔感のある美容院が建っていた。
彼___青原いふさんと言うらしい___に案内されて奥の方の席に座る。
髪を切るときに使う白い布…？を俺に羽織らせてシャンプーをする。
乾かすときにいふさんは髪を掬い上げ俺にしか聞こえないような声量で、
「綺麗な髪ですね…」
と呟いた。
「そんなに綺麗ですか？」
「はい、綺麗です。丁寧に手入れしてきたんだなっていうのが分かります。…あ、タメでいいですよ。」
「分かった……！ありがとな、この髪は結構大切なんよ。」
“ある人”に昔言われて髪は伸ばし続けている。
それを褒められて自然と口元が緩む。
いつのまにか乾かすのは終わっていたようで隣でカチャカチャといふさんが道具を準備していた。
改めて見ると道具の種類が多いんやな、なんて思う。
紺地に六角形のロゴが散りばめられているポーチを見ていると不意にチャックについていたキーホルダーが目に留まる。
それまでのポーチのクールな感じとはミスマッチな可愛らしいライオンのマスコット。
俺はどこかでそれを見たことがある気がしたが、思い出せずに終わった。
ショキ、ショキ……と髪の毛を整えるハサミの音が聞こえる。
椅子がゆったりしているせいもあるだろうが、仕事の疲れで少しうとうとしてしまう。
そのまま俺は眠りに落ちた。
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lune(リャンヌ)@いろきみ所属(プロフ) - すみません、タグと作品名の一部を検索除けのものに変えてもらってもよろしいでしょうか？詳しくはここに乗っていますhttps://uranai.nosv.org/u.php/novel/knskyk1/ (2023年3月3日 6時) (
レス) id: 1c9910753c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな@すいでい#テスト期間低浮上(プロフ) - うわぁぁ、めっちゃ好きです…幼馴染パロめっちゃ良いですね！応援してますっっ！！ (2023年2月10日 14時) (レス) @page4 id: 241dca6ebe (このIDを非表示/違反報告)
ああああああ - この話いいなぁw.ストーリー性があっていいですね！ (2023年1月19日 20時) (レス) @page3 id: 0ee46bae22 (このIDを非表示/違反報告)
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