寝顔 ページ13
.
あのあと、何度聞いても結局人使くんは教えてくれなかった。
むぅ、一体誰なんだろう。
もやもやしたまま共有スペースに向かうと、勝己くんがソファで寝てた。
そっと近付くと
普段の顔とは違う、あどけなさが残った寝顔に目を奪われた。
A、こんな時にすることと言えば１つしかないよねっ？
えぇ、もちろんよ！A！
それは…TOUSATU！！(盗撮)
うふふふふふ、じゃあ、早速…
その時の私は知らなかった。
スマホには連射機能があるという事に←
カシャカシャカシャカシャカシャカシャ
共有スペースに鳴り響いた無機質な音に、起きない人なんていない。
当然、勝己くんも「ん…」と顔を歪め、目を開けた。
パチッ
スマホを構えて固まってる私と、寝起きの勝己くんとの目が合う。
『あ、あはははははは…』
爆豪「…何してたんだテメェ」
『ナンノコトカナ…』
爆豪「何してたんだ言え！クソが！」
『ごめんなさいもうしませんんん！……な〜んてね、うっそぉぉん！』
そう言って私はダッシュ！！
目指すは自分の部屋！
後ろを振り返れば、鬼の形相をした勝己くんが。
やばい、追いつかれそう。
爆豪「死ねぇぇぇぇぇぇ！！」
よし、こうなったら！！
偶然廊下を歩いてた焦凍くんと目をなんとか合わせ、個性を奪う！！
ピキピキッ
そして、氷で勝己くんと私の間に壁を作る。
爆豪「あ"ぁ！？これ半分野郎の！」
『じゃあねぇ！勝己くん！』
「死ねぇ！」そんなBGMを背後に、私は自分の部屋に到着する。
フォルダーを確認すると、たくさんの寝顔写真が。
よし、待ち受けにしよう(真顔)
その後に勝己くんに半殺しにされかけたけど無効化で対応した←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆紗蘭☆ | 作成日時：2017年10月22日 22時
