鬼神様と崇められた鬼 弐【鬼滅の刃】

第69話 目覚めた先には赤い血 ページ32

巌勝のおかげでAは
鎖を破壊することに成功した


あとは意識を取り戻すのみ



貴方(杏寿郎、みんな！どうか無事でいてっ！)



A は徐々に意識を取り戻す


Aの表情は正気を取り戻し、
視界もはっきりとする



貴方「……ここ……は」


杏寿郎「A、やっと戻ってきたなっ」



気がつけば杏寿郎が目の前にいた



貴方「杏寿郎？…杏寿郎！！
よかった！無事っ……え？」




この時Aは真っ青になった








どうして？



杏寿郎



これはあなたの……




血？






あ



ああ






貴方「ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！！！！」





目を覚ましたAの目の前には
傷だらけの杏寿郎がいた


そしてAの握る刀が
杏寿郎の腹部に突き刺さっていた



杏寿郎「A！落ち着け…俺は大丈夫だっ
君は悪くない！！」


貴方「わ、ワシはっ……なんてことをっ

杏寿郎に……あ、あああっ！！！」



Aは絶望し、泣き叫んだ


愛する人をこの手殺そうとした事実に
頭が混乱し、錯乱状態になっていた


Aは膝から崩れ落ちた





杏寿郎「くっ……！！」



杏寿郎は自力で腹部の刀を抜き
Aを抱き締めた



杏寿郎「A！落ち着くんだっ！
俺はまだ死んでない！！

それに君は無惨に操られて
俺と戦っていたんだ
君が気に病むことは無いっ(ぎゅ」


貴方「だがっ…ワシはっお前を殺めかけたっ」


杏寿郎「だが、こうして生きている！！
ほら見てくれ」



杏寿郎は腹をAに見せた


すると傷口がジョジョに回復していく



貴方「え、何故回復してっ…」


杏寿郎「君が俺を突き刺す前に
刀に君の血がまだ残っていたんだ

そのおかげか、傷が癒えたんだ
君のおかげだよ笑」



貴方「そう……なのか
だがワシはお前を…すまなかった杏寿郎(涙」


杏寿郎「ああ(ぎゅ」




どおおおおんんん！！！



貴方「なんだ！？」


杏寿郎「これは！！」



建物が大きく揺れる

無限城が急速に変化していく




「おのれ！！下等種族がああ！！！」




貴方「あれは無惨！！」


少し離れたところで無惨が叫んでいた
そして無惨は、一気に地上へと放り出される



杏寿郎「俺たちも行くぞ！」


貴方「ああ！！」



そうだ、まだ戦いは終わっていない！



ー
だいぶ遅くなってすいません汗！！
最近テストで忙しくて
書く時間がありませんでした汗
今は落ち着いて来たので
たま更新していくのでよろしくお願いします！

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