【呪術廻戦】勘弁して下さい伏黒さん

18話 ページ19

自分の家に戻り、すぐにベットに飛び込んだ







貴方「どうしよう、、私」






涙が止まらなかった


私自身が気づかないうちに甚爾さんに
想いを寄せていたんだ



いや本当は知っていた
ただ、甚爾さんは私の事を見ているんじゃなくて
私を奥さんと重ねているだけで、私のことは
本気じゃないんだと思いたくなくて逃げてた






恵くんにお母さんと似てると言われて
嬉しかった反面、私は奥さんの代わりであって
私の事は、、、、、







貴方「どんな顔してあったらいいの、、っ」









それからしばらく彼に会うことは無かった
たまに仕事で戻りが遅い時もあったし、
きっと忙しいんだろう



でも恵くんのことが気になって、
家の前に立ち寄るが、顔を合わせるのが辛くなり、
夕食を作り置きして帰る日が続いていた








ー








貴方「もう2ヶ月、、か」







彼らとここまで会わなかったことは無かった
甚爾さんから連絡もない


きっと別の女の人の家に入り浸っているのかも
なんて嫌な想像をしてしまう







貴方(ああーもう最近こんなことばっかり考えちゃう(焦
そもそも私たちの関係って、、、)






始まりはただの○し屋と目撃者
それを監視する(多分入り浸る家を探していただけ)
ために私の家に住み着いたんだよね

それからは私は家政婦状態、でも文句を言わずに
作ったものは全部完食するし、なんだったら
ダイエットにも付き合ってくれた




それからまさかの子持ちと発覚して
恵くんの面倒を見ることになったんだよね







だんだん仲良くなって、まるで家族みたいに
一緒に過ごして言ったんだよね。。。







意外と会った期間はそんなに長くないけど
この生活が当たり前になっていったんだよね





まるで私の中で走馬灯のように今までの事が
頭の中でグルグルと回る






貴方「甚爾さん、私のことどう思ってるんだろう
怖いけど、知りたいよっ会いたい」






ピンポーン






貴方「？、、、はーい」





扉に手をかける
宅配便は頼んだ覚えがない、
友人自体少ないし、遊びに来るような人はいない





ガチャッ





少しだけ、少しだけ私は期待していたのだ





甚爾さんが来てくれたんじゃないかって、、、











貴方「どなt」









扉を開けると顔が見えないぐらい帽子を
深く被った男性が立っていた








「ﾆｯ」

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