【呪術廻戦】勘弁して下さい伏黒さん

17話 ページ18

ダメだな、子供の前で、、、




伏黒「Aさん、体調でも悪いの？」



貴方「ううん、ちょっと考え事してて
ごめんね、宿題どこまで解いたっけ？」



伏黒「もしかして父さんのこと？」



貴方(やだ、この子鋭い(汗)



伏黒「どうせまためんどくさいこと
押し付けられたんでしょ？無視していいと思うよ？」



貴方「うーん、別にそんなんじゃないけど(汗」



伏黒「父さんのことだからAさんに
素直になれなくて虐めてるだけだと思うよ？」



貴方「え？」



伏黒「父さんAさんのこと好きだよ？」






え？甚爾さんが私のことを、、好き？







伏黒「いい大人が馬鹿だよね」



貴方「え？ちょっと待って！？
いやいや甚爾さんが私なんかのこと好きなわけないよ？
だって私、これと言った特技とかないし、鈍臭いし」



伏黒「でも父さん、いつもAさん見てる時
すっごい真っ直ぐに見てるよ？
それに俺の授業参観にわざわざ参加させたりしないよ」



貴方「、、恵くん多分違うと思うよ？
甚爾さんはきっと、、
私じゃなくて恵くんのお母さんを、、」






あれ？なんで胸がチクチクするの？
甚爾さんが誰を想ってても私は口出しすること
なんて出来るわけないのに、なんで、、、







伏黒「！Aさん！？」



貴方「え？、、あっ」






ポロポロと涙が止まらない
それどころかどんどん溢れてくる


恵はティッシュを用意したりと慌てながら
Aをなだめようとする






貴方「ご、ごめんっ恵くんっ、、」


伏黒「俺こそごめんなさい！
泣かせるつもりじゃなかったのにっ」


貴方「ううん、恵くんは悪くないよ、、
励ましてくれてありがとうっ(微笑」






頑張って笑顔を作りながら恵の頭を撫でる
気づいてしまった、気づきたくなかった


きっと私は怖かったんだ
その感情を知ってあの人に拒絶されたらって
勝手に不安になって、心の奥底に隠してたんだ






甚爾「戻ったぞ、、おいどうしたA？」


貴方「ぁ、、甚爾さっ」





だめ今この人の顔が見れない
カバンを持ち、すぐに部屋を出ようとする





甚爾「おい！A！」


貴方「甚爾さんごめんなさい！
少し1人にさせて下さい！！」





彼の手を振り届き、外へ逃げる






甚爾「恵何があった？」


伏黒「俺が、父さんがAさんのこと好きだって
教えてあげたら急に泣き出しちゃって、ごめんなさい(汗」


甚爾「お前な、、はぁ」




頭をポリポリと書きながらため息をつく

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