30話 捜索 ページ32
私の頭の中で不安がよぎる
また私は守れないのか?
あの時のように?
考えるな!!
Aは絶対に救ってみせる!
心臓マッサージを繰り返し、
何度も彼女に口付けをする
貴方「……っげホッ!はあっ!」
Aは水を吐き出した
夏油「A!私がわかるかい?」
貴方「ゴホッゴホッ!はぁ……げ、とうさん?」
夏油「っ!!
君はどれだけ心配したと思ってるんだ!!怒鳴」
貴方「っ!…ご、ごめん、なさいっ」
初めて夏油が怒鳴るのを見て
Aの体がビクッと跳ね上がる
長谷川「俺、Aが目を覚ましたって
雪に知らせてくるよ汗」
桜「うん!お願い!」
夏油「はぁっ……っ」
貴方「わ、私泳いでる途中で足つっちゃって
それで溺れちゃってっ、心配かけてごめんなさいっ(涙目」
夏油「もういい」
貴方「え?」
夏油はAを抱きしめ
夏油「無事で……良かったっ」
貴方「!……っごめんなさいっ」
泣きそうな声で私を強く抱きしめる
夏油さんの体は凄く冷えていた
私を必死で探していたんだと分かった
私の無事を確認し、ホテルまで戻った
ホテルまでの間私は3人から説教を
されたが、夏油さんは何も言わずに
ただ運転するだけだった……
今日は遊び疲れたのか
皆すぐに眠りについた
私はなんだか眠れなくて
ホテルのベンチで座りながらボーっとしていた
貴方「私、いっぱい迷惑かけちゃったな…」
夏油「全くだよ」
貴方「え!?……あ、夏油さん」
廊下から夏油さんが近付いて来た
貴方「あの、本当にすみませんでした
私のせいで迷惑かけちゃった…」
夏油「もう終わったことだ
そんなに謝らないでくれ。
反省してるなら今後気を付けてくれ
君は危うく死にかけたんだぞ」
優しい口調で言っているが
怒っているのが伝わってくる
夏油「……怖かった」
貴方「ぇ」
夏油「君を…失うんじゃないかって
私はまだ君になんにも返せてないのに」
貴方「……返そうだなんて思わないで下さい
私があなたを助けたかっただけです
恩返ししてもらおうなんて思ってません。
だから気にしないで下さい笑」
しばらく沈黙が走る
夏油「それと私は君に謝らなければ
ならないことがある…」
貴方「なんでしょう?」
夏油「その、人工呼吸わするために
君に…キスをした///」
貴方「…え?」
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牙(プロフ) - 芋さん» すいません、水着は今イラスト作成中で、イメージとして使わせてもらってました(--;) 早くて今日中に描きあげる予定です (2021年6月9日 0時) (レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)
芋(プロフ) - これ画像使用許可取ってんの? (2021年6月8日 23時) (レス) id: 6e6a2019a0 (このIDを非表示/違反報告)
牙(プロフ) - ツバメさん» ありかがとうございます〜笑頑張りますね! (2021年5月30日 22時) (レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 面白いと思います、更新楽しみにしてます 夏油.夢主.五条さんの関係と高専の関係が深くなったらとも思います (2021年5月30日 22時) (レス) id: 020ea1b549 (このIDを非表示/違反報告)
ロスト(プロフ) - 牙さん» フヘヘ((殴 (2021年5月28日 21時) (レス) id: 467929d968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:牙 | 作成日時:2021年5月13日 17時