29話 綺麗だ ページ31
少し前に遡る
夏油side
Aたちが更衣室から出てきた時
私は思考が止まった
Aを見た瞬間、
彼女がとても綺麗に見えた
元々彼女は綺麗な見た目をしているが
そんなんで収まりきれない
普段と違う髪型、
こちらに向ける笑顔や仕草
細く引き締まった体
普段あまり露出の多い服を着ないせいか
そのギャップで既に顔が熱くなる
貴方「あの、夏油さん？」
彼女に声をかけられるまで、
ずっと彼女のことを見ていた
夏油「…ああ、ごめんすごく似合ってるよ笑」
貴方「やったー笑」
無邪気な子供のように喜ぶ顔も
とても愛おしい
私がレジャーシートで海を眺めていると
水の滴った状態のAが視界に入る
ドキッドキッドキ…
今日はやけに心臓がうるさい
こんな感情初めてだ
ー
そして、Aとの競走に戻る
夏油「ぷはぁ！！はあっはあっ……
もうこれぐらいでいいかな？」
砂浜の方を見るとかなりの距離を泳いだ
周囲を確認するがAの姿が見当たらない
夏油「Aー！」
しばらく待つが浮上する気配がない
砂浜の方から雪ちゃんが浮き輪で
こちらに向かってくる
夏油「雪ちゃん、Aそっちに行ってないかい？」
雪「それが競走途中からAが上がってこないんです！汗」
夏油「なんだって…
私は潜って探すから君達は近くを探してくれ！」
雪「はい！夏油さんも気をつけてよ汗」
夏油はすぐに海の中を潜りながら探す
夏油(A！どこだ！
きっと私の後を置いながら泳いできたはずだ
来た道を引き返して探すしかない！)
Aの捜索から15分近く経つ
夏油(A！どこにいる！)
深く潜りながら探すとサンゴが
固まっている間に人の足のようなものが見えた
夏油(あれは！)
Aを発見した
彼女を抱き上げ浮上する
夏油「っはぁ！！…A！しっかりしろ！」
夏油(意識がない！水を飲んだのか？
とにかく早く陸へ！！)
Aを抱えながら急いで泳ぐ
桜「あ！夏油さん！」
長谷川「あれ、Aじゃないか！？」
夏油「はあっ！はぁ！誰か！
AEDを持ってきてくれ！
Aの意識がない！！」
雪「うそ！？私とってくる！！」
夏油「A！A！頼むしっかり！焦」
心臓マッサージを繰り返しながら
彼女の口に酸素を送り込む
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牙(プロフ) - 芋さん» すいません、水着は今イラスト作成中で、イメージとして使わせてもらってました(--;) 早くて今日中に描きあげる予定です (2021年6月9日 0時) (
レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)
芋(プロフ) - これ画像使用許可取ってんの？ (2021年6月8日 23時) (レス) id: 6e6a2019a0 (このIDを非表示/違反報告)
牙(プロフ) - ツバメさん» ありかがとうございます〜笑頑張りますね！ (2021年5月30日 22時) (レス) id: aea81487e4 (このIDを非表示/違反報告)
ツバメ - 面白いと思います、更新楽しみにしてます 夏油.夢主．五条さんの関係と高専の関係が深くなったらとも思います (2021年5月30日 22時) (レス) id: 020ea1b549 (このIDを非表示/違反報告)
ロスト(プロフ) - 牙さん» ﾌﾍﾍ((殴 (2021年5月28日 21時) (レス) id: 467929d968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牙 | 作成日時：2021年5月13日 17時
