【呪術廻戦】憎んで呪って愛して

9話 六本木の廃墟 ページ11

五条「君達がどこまでやれるか知りたい
ま、実地試験みたいなもんだね
野薔薇、悠仁2人で廃墟内の呪いを祓ってきてくれ」



野薔薇「げっ」



虎杖「あれ？でも呪いは呪いでしか
祓えないんだろ？俺呪術なんて使えねぇよ」



五条「君はもう半分呪いみたいなもんだから
体には呪力が流れているよ。
でも呪力のコントロールは一朝一夕じゃあ
いかないからこれを使いな」



虎杖「おお！」



五条「呪具 屠坐魔、呪力を持った武器さ！
これなら呪いにも効く」



貴方「あれって真希さんの……」



五条「あーそれからー
宿儺はだしちゃ駄目だよ？
アレを使えばその辺の呪いなんて瞬殺だけど
近くの人間も巻き込まれる」



虎杖「分かった！宿儺は出さない！」



伏黒「やっぱ俺も行きます汗」



五条「無理しないの、病み上がりなんだから」



貴方「あのー私は？」



五条「Aは危ないから俺のそば♡」



貴方「キモイ(((
でも虎杖くんは要監視でしょ？」



五条「まあねーでも今回試されてるのは
野薔薇の方だよ」



貴方「なるほどね、地方と都会じゃあ
出てくる呪いの種類も変わってくるから
その対応が出来るかってことですか」



五条「そう！それ！笑
あとね、悠仁はさ頭イカレてんだよね〜
異形とはいえ、生き物の形をした呪いを
自分を殺そうとしてくる呪いを
一切の躊躇なく殺りに行く。

君らみたいに昔から呪いに触れてきた訳じゃない
普通の高校生活を送っていた男の子がだ

才能があってもこの嫌悪と恐怖に
打ち勝てず、挫折した呪術師を
恵もAも見たことあるでしょ？」



貴方「……」



五条「今日は彼女のイカレっぷりを確かめたいのさ」



伏黒「でも釘崎は経験者ですよね？
今更確かめる必要あるんですか？」



五条「そう、でもさっきAが言ったように
地方と東京じゃあ呪いのレベルが違う
レベルと言っても呪力の総量だけじゃない
狡猾さ、知恵をつけた獣は時に残酷な天秤を
突きつけてくる。命の重さを賭けた天秤をね？」




パリン！！




貴方「お、なんか出た」



伏黒「祓います」



五条「待って」



「ぐっあぁあっぎゃあああ！！？？」





呪霊は跡形もなく消えた





五条「いいね！ちゃんとらイカれてた笑」



貴方「やるね〜野薔薇ちゃん」




少年を無事に送り届け、
2人の元へ戻ってきた




五条「お疲れサマンサ〜笑
子供は送り届けたよー
今度こそ飯いこうか笑」



虎杖「ビフテキ！」



野薔薇「しーすー！！」

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