【炎炎ノ消防隊】目覚めた九柱 参

第百十五話 火事場の馬鹿力 ページ25

紅丸「Aそっちはどうだ？」



貴方「順調ですよ〜、残り45秒
ヒカヒナも本気を出してきてますよ笑」



紅丸「ほう」






なんと環がヒカヒナの攻撃を避け、
更に自ら攻撃した






貴方「60秒」



ヒカヒナ「こんちくしょうがあ！！！」



紅丸「60秒だ！理由は知らねぇがてめぇ自分の
力を押さえている節があった」



紅丸「一皮むけたじゃねぇか」



環「ありがとうございます！！」



紅丸「そこまでむけろとはいってねぇ」



貴方「わわわわわ！？紅丸さん見ちゃダメっす！！」



紅丸「おい見えねぇ」



貴方「見えないようにしてるんです！！」



環「す、すみません！！汗」



ヒカヒナ「売女w」



環「ただの鬼ごっこで私はこれから
変われるのでしょうか？」



紅丸「ただの遊びにすら真剣になれねぇやつが
真剣勝負なんざもってのほかだ。
お前は初めて土俵に立ったんだ
励みな(ﾌｯ」



環「ありがとうございます！！」



貴方「環ちゃんお尻で会話してるのかな？汗
私の法被貸すからこれ着な」



環「ありがとうございます汗」





環を着替えさせ、私達は建物から下りる
ゴロゴロとアーサーと森羅が足を縛られて
引きずられている様子を黙って見ていた






環「新門大隊長、あれになんの意味が？汗」



紅丸「知らねぇ。原国式の可愛がりだ」



貴方「でもはたから見たらあれただの拷問だよね？」



環「はい汗」



森羅「これになんの意味があるんですか汗」





ボロボロの森羅、アーサーも死んでるな(((





それから森羅とアーサーは怒りで
紅丸に襲いかかる
どれも完全に命をとるつもりで戦っていた




もちろん紅丸も更に強く2人に攻撃する






環「ちょっとやりすぎじゃ！汗」



貴方「火事場の馬鹿力を出させるためだよ
あれぐらいやらないと意味は無いよ」



環「Aさんもあれと同じく
稽古つけてもらってたんですか？」



貴方「うーんまあね？私は環ちゃんと同じで
ヒカヒナとの鬼ごっこそして今みたいに
しごかれたかな？引きずられるまではないけどw」



環「す、凄いですね」



貴方「そんなことないよ笑
私だってまだまだ弱いもん〜
紅丸や紺炉にもまだ勝ててないもん」



環「紺炉中隊長もそんなに強いんですか！？」



貴方「灰病で炎は使えないけど、
剣であの人に勝てる人はいないと思う
炎を纏った相手に刀で倒す人だもん笑」



環「す、すげぇ…」

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