捨てられたくない五条悟 ページ6
悟の悲鳴のような叫び声に俺は焦って、悟がいるであろう寝室に向かう。
「A。どこ？僕、Aがいなきゃなんにも出来ないのに…！
僕、なんか悪いことした？
わがまま言いすぎて、嫌いになっちゃった？
それとも、僕のことを好きだって、大好きだよって言ってくれたのも、嘘なの…？」
『っ悟、落ち着いて』
悟は顔を上げ、泣き腫らした○んだ瞳で俺の姿を映す。
涙で濡れた蒼色の綺麗な瞳に俺の姿が映ったのか、長い腕を伸ばして俺の服を力強く握る。
俺の姿を見てもなお、泣き続ける悟の涙を指で掬い、悟の大きな身体を抱きしめる。
いつもは大きいはずの悟の身体が、今はとても小さく見えて、思わず抱きしめる腕に力が入る。
「A、捨てないで…僕、Aに嫌われたら、もう僕のこと好きになってくれる人、いなくなっちゃう…！
僕のこと、選んでくれる人いなくなっちゃう…
そんなの、やだ…！！」
俺が悟を抱きしめて頭を撫でた瞬間、顔を歪ませてそう訴える。
悟の袖は涙で冷たく滲んでいた。
過呼吸ともとれる悟の乱れた呼吸が俺の耳に入り、悟の背中を摩ってやる。
親に叱られた子供がするような、寂しく丸まった自信の無さげな背中。
「っ、この眼や、術式の事なんて気にせずに、僕自身を見てくれたのはAしかいないんだよ…。
僕を、”五条家”の人間じゃなくて、1人の人として…”五条悟”として見てくれるのはAだけなんだ。
だから、Aに捨てられたら、僕、また独りになっちゃう…！
ねぇ、お願い。
ダメなところとか直すし、もうわがままも言わない。
だからお願い、捨てないで…！！」
無題→←好みの子がいたんで監 禁してみたんだが思ってた反応と違う
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匿名希望(プロフ) - 15さん» コメントありがとうございます！私も弱ってる五条悟大好物なので、これからもたくさん弱らせていきます(＾ω＾) (2022年2月23日 17時) (
レス) id: 8cebe82b4d (このIDを非表示/違反報告)
15 - ああ、好き…しょた悟可愛い尊い。保護するの大好きで弱ってるごじょさとが大好物なので尊さで四足歩行になりそうです（？）お仕事頑張って下さい (2022年1月30日 14時) (レス) @page2 id: 62618493d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓さん x他1人 | 作成日時：2021年9月7日 14時
