現パロ 【五条悟(ショタの姿)を誘拐】 ページ1
『は？なに、これ…』
「…わん」
扉を開けた先に広がっていたのは正しく地獄のような光景だった。
しばらくの間掃除がされていないのか埃だらけで蜘蛛の巣が複数張ってある部屋に、”その子”はいた。
その細い首には似合わないゴツイ首輪を付けられ、薄汚れたシャツを身につけたその腕はとても細く、傷だらけだった。
同年代の子に比べ、明らかに痩せすぎだ。
ろくにご飯も食べさせて貰えなかったってこと…？
気になるのはそれだけじゃない。
さっきこの子はなんて言った？
わんって。
そんなのまるで…。
『ペットみたいじゃないか…』
口からそんな言葉が漏れる。
その言葉が聞こえたのかその子はビクリと肩を震わせ、もう一度「わん」と言った。
本来なら綺麗に輝いていたはずの蒼い瞳が酷く濁って見え、思わずその子の肩を掴む。
『っ君、なにか言葉話せる？なんでもいいから話してみて？』
「っ…」
俺が肩を掴むとその子は逃げるように後ずさる。
が、首輪がくい込んで痛いのか結局その場に留まってしまった。
『大丈夫、もう大丈夫だからね』
そんなことを言いながら自分の洋服の裾で顔についた血や白いものを拭ってやる。
…この子、右目が反応してない。
暴力を受けた際に失明でもしてしまったんだろうか。
整ったその子の顔には無数の傷があった。
なんで、まだ小さいこの子がこんな酷いめに…。
そんな最悪の事実があったのにも関わらず、今まで気がつけなかった自分に腹が立つ。
ごめんね…そんな意味を込めて優しく頭を撫でた。
ーーーーー
ちょい続く
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匿名希望(プロフ) - 15さん» コメントありがとうございます！私も弱ってる五条悟大好物なので、これからもたくさん弱らせていきます(＾ω＾) (2022年2月23日 17時) (
レス) id: 8cebe82b4d (このIDを非表示/違反報告)
15 - ああ、好き…しょた悟可愛い尊い。保護するの大好きで弱ってるごじょさとが大好物なので尊さで四足歩行になりそうです（？）お仕事頑張って下さい (2022年1月30日 14時) (レス) @page2 id: 62618493d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楓さん x他1人 | 作成日時：2021年9月7日 14時
